長野県諏訪市 S様邸 施工例
~サンルームの天窓シェードとガラスフィルム工事~
天窓シェード
S様は、以前から当社にカーテンやカーペットなど多くのご注文を頂いておりました。
サンルームを作ったところ夏ばかりか、冬もサンルームが暑くなってしまうという事で
何か取り付けたい!!とご相談いただきました。
まず、そのサンルームを見させていただきましたが、なんとも広い!サンルームでした。
サイズを測りに伺う前は、ロールスクリーンかな?と思っていましたが
採寸させていただいたところ、ロールスクリーンの製作可能H寸法を大幅にオーバーしておりました。
そうなると、シェードしかない。とご提案させていただいたところ、天窓のシェードを施工させていただくことになりました。
今回は、サンルームの片側(主に出入りがあり、日差しが気になる方)のみ、施工することになりました。
【施工前】
H寸法は、2600mmほどあります。幅は、サンルームの天窓面に対して2台に分けて取付します。
天窓シェードは、カーテンレールメーカー『トーソー』の中型レール天窓用紐引きセットにて施工しました。
天井面のサッシの側面にカーテンレールのブラケットを取り付けてから紐引き用のレールをセットします。
中型レールで天窓用紐引きシェードを作る場合は、トーソーで別売りの必要部品をそろえなくてはいけません。
白い紐が通っているのが、天窓A車・天窓B車と言われる部材です。
細長い白い部材は、テンションプーリーです。こちらの部品は天窓のシェードを上げたり下げたりする際の紐を
しっかりと張るように床や壁に固定して使用します。今回は、サンルームの床ではなく、サッシの横の面に施工しました。
【施工完成】
左の写真は、生地をたたんだ状態(広げる前)➡操作紐を引っ張ると生地が下がってきます。
最初に書いたように、とにかくオールシーズン暑くなってしまうとの事で
暑さ対策として、遮熱効果のある生地をまず探しました。そうなるとレース生地が多いのですが
遮光性と遮熱効果のある生地を探してほしいとS様のご要望でしたので
両方を兼ね備えた、こちらの生地のサンプル生地を持参してお打合せさせて頂きました。
この生地は、金属酸化物を封入したポリエステル繊維、涼しやを使用しています。
涼しやは、太陽の熱を反射し室内温度上昇を抑える効果のあるカーテン生地です。
また、UVカット効果にも優れています。
このシリーズは他にも色違いもあります。↓
ガラスフィルム工事
同じくサンルームの正面に窓が上下にあります。
ここは、上の窓は様子を見ることになりましたが、下段の窓にガラスフィルムを施工しました。
【ガラスフィルム施工の様子】
職人さんが作業している窓と、その左側にある窓を比べると色が違っています。
色が付いている窓=ガラスフィルムを施工している窓です。
このサイズの窓と同じガラス4枚に、フィルムを施工しました。
使用したガラスフィルムは、こちらです。↓
少し色付きのガラスフィルムです。UVカット・日射調整・防虫効果・飛散防止等の効果があります。
写真は、実際にサンプルを手配して、現地で窓に当てて頂きました。
フィルムサンプルは、フィルムが貼ってある土台の用紙が白い為、かなり濃く感じますが
窓に当ててみると、そこまで濃く感じませんでした。
施工した窓は、幅170cm丈が80cm程の窓でしたが、フィルムの幅継ぎが入らないよう
ガラスフィルムを横に使って(横取り)施工しました。このガラスフィルムは、ロール幅が3種類あります。
ゆうあいスタッフからのコメント
天窓のシェードは、日除けとしては、かなりの効果が得られると思います。
同様に、日照調整・UVカットのガラスフィルも、かなりの効果が得られると思います。
サンルームは、雨の日でも洗濯物が干せたり、テーブルやイスを置けば
そこでティータイムが楽しめたりと、良い事の方が多いのですが
お天気の良い日や、夏は曲者です。気温の上昇でサンルームにはいられない程暑くなります。
私たちも、施工に行く時間をなるべく早めの時間にしても、天井の高い所は高温になっている為、作業もとても大変です。
今回は、夏ではなくまだ寒い季節での施工でしたので、職人さんも安心しておりました。
天窓のシェードは、採寸から製作まで、かなりシビアに行います。
ガラスフィルムも、しわが寄らない様に・・・、窓に合わせてカットなど・・・
施工は、やはり職人技が必要かなと、施工を見ていて思います。
実際に施工が可能かどうか・・・。費用はどのくらいかかるのか・・・。ご相談くださいませ。