長野県 松本市 M様邸 施工例
~玄関・廊下カーペット張替え工事~
昨年の10月にご来店されたM様。
ご自宅の廊下のカーペットが古くなったため、新しいものに張り替えたいとのことでした。
コーナーや細部の状態を把握するためお客様のご自宅へお伺いして、念入りな採寸と打ち合わせをした上で工事が進みました。
接着剤などを必要とするカーペット工事は外部の職人さんに委託するのですが、施工の様子をお伝えするため私も同行してきましたので、皆様へご紹介したいと思います。
ご自宅の廊下のカーペットが古くなったため、新しいものに張り替えたいとのことでした。
コーナーや細部の状態を把握するためお客様のご自宅へお伺いして、念入りな採寸と打ち合わせをした上で工事が進みました。
接着剤などを必要とするカーペット工事は外部の職人さんに委託するのですが、施工の様子をお伝えするため私も同行してきましたので、皆様へご紹介したいと思います。
施工前の様子
既存のカーペットは床面の四隅に両面テープで張り付けられている状態でした。
両面テープの劣化で位置がズレてしまい、生地も経年劣化で色褪せてクッション性もかなり少なくなっていました。
玄関の上がり框には金物が、これも両面テープで取り付けられていました。
施工箇所の採寸を丁寧に行い、持参したカタログで生地や金物をお客様と打合せして選んで頂きました。
なお、通常は既存のカーペットを施工直前にはがしてから施工を進めます。
今回はカーペット工事に先立って床の歪みを直されるため、M様があらかじめ依頼された他の業者さんが既存カーペットをはがして下さり、新たに敷いた合板にカーペットを貼ることになりました。
両面テープの劣化で位置がズレてしまい、生地も経年劣化で色褪せてクッション性もかなり少なくなっていました。
玄関の上がり框には金物が、これも両面テープで取り付けられていました。
施工箇所の採寸を丁寧に行い、持参したカタログで生地や金物をお客様と打合せして選んで頂きました。
なお、通常は既存のカーペットを施工直前にはがしてから施工を進めます。
今回はカーペット工事に先立って床の歪みを直されるため、M様があらかじめ依頼された他の業者さんが既存カーペットをはがして下さり、新たに敷いた合板にカーペットを貼ることになりました。
作業その1~金物の取付~
カーペットの敷き込みに先立って、新しい金物を上がり框に合わせてカットしビスで取り付けます。
・アシスト フラットモールド コーナーグリップピンレス No.20-405DGB
「フラットモールド」という押え金物で、床面にビス打ちした後に上から叩き込んでカーペットを固定するものです。
(カーペットを固定する様子は画像と併せて後述いたします)
既存の金物がブロンズ色だったので、同系色で叩き痕が目立ちにくい凸凹加工が表面に施された物をお選びいただきました。
縁に合わせてビスで止めたらフラットモールドの準備は完了です。
・アシスト フラットモールド コーナーグリップピンレス No.20-405DGB
「フラットモールド」という押え金物で、床面にビス打ちした後に上から叩き込んでカーペットを固定するものです。
(カーペットを固定する様子は画像と併せて後述いたします)
既存の金物がブロンズ色だったので、同系色で叩き痕が目立ちにくい凸凹加工が表面に施された物をお選びいただきました。
縁に合わせてビスで止めたらフラットモールドの準備は完了です。
作業その2~新しいカーペットを張る~
いよいよカーペットを貼っていきます!
今回M様にお選びいただいたカーペットはこちら
サンゲツ「ロールカーペット」カタログより、”サンハミングⅡ”となります。
畝のある織目が単色の生地に表情を与えてくれる、お掃除もしやすいループタイプの生地となります。
お色は既存の物に近いグリーンの「HG-54」でお選びいただきました。
まずはおよその大きさにカーペットを切って仮置きしておき、作業スペースを確保しながら接着剤を満遍なく塗り広げてゆきます。
塗り広げた後はカーペットを敷き直して、縁に合わしてカットします。
接着剤は速乾性ではなく、少し時間を経て固着するものを使用しています。
端側の生地はそのままだと浮いてしまうので、ローラーを転がしながら圧着させます。
生地を接ぎ合わせる箇所も、職人さんが織目を合わせるように計算しながら継ぎ合わせていきます。
あらかじめ取り付けてあったフラットモールドにも生地を挟み込んでいきます。
上がり框のフラットモールドが傷まないよう緩衝材を挟んで、金づちで打ちながら金物を変形させて生地を挟み込みます。
最後に細部の始末と生地の切りくずをお掃除して工事完了です。
今回M様にお選びいただいたカーペットはこちら
サンゲツ「ロールカーペット」カタログより、”サンハミングⅡ”となります。
畝のある織目が単色の生地に表情を与えてくれる、お掃除もしやすいループタイプの生地となります。
お色は既存の物に近いグリーンの「HG-54」でお選びいただきました。
まずはおよその大きさにカーペットを切って仮置きしておき、作業スペースを確保しながら接着剤を満遍なく塗り広げてゆきます。
塗り広げた後はカーペットを敷き直して、縁に合わしてカットします。
接着剤は速乾性ではなく、少し時間を経て固着するものを使用しています。
端側の生地はそのままだと浮いてしまうので、ローラーを転がしながら圧着させます。
生地を接ぎ合わせる箇所も、職人さんが織目を合わせるように計算しながら継ぎ合わせていきます。
あらかじめ取り付けてあったフラットモールドにも生地を挟み込んでいきます。
上がり框のフラットモールドが傷まないよう緩衝材を挟んで、金づちで打ちながら金物を変形させて生地を挟み込みます。
最後に細部の始末と生地の切りくずをお掃除して工事完了です。
施工完了!
・施工前
・施工後
新しいカーペットに張り替えたことで廊下全体が明るくなりました。
写真では伝えられないですが、クッション性が大きく向上したため足当たりも軽くなっています。
継ぎ目の箇所もほとんど境目が分からないほどピッタリと合わせてあります。
四隅や細かな箇所にも隙間なく生地を敷き詰めてあります。
フラットモールドで縁を押さえてあるので、生地の端部が見えなくなりズレ防止にもなります。
今回の工事にかかった時間はおよそ3時間程度でした。
古いカーペットをはがす手間がなかったので、はがし込みにすると作業時間はもう少し長くなります。
(施工する広さや状況によって時間は変動するため、あくまで目安となります。)
また置き敷きと異なり、接着剤やフェルトグリッパーを用いる工事に関しては外部の職人さんともスケジューリングするため、普通のカーペットに比べて納期が長くなります。
ご検討されている方は、予め時間に余裕をもってご相談していただけると幸いです。
・施工後
新しいカーペットに張り替えたことで廊下全体が明るくなりました。
写真では伝えられないですが、クッション性が大きく向上したため足当たりも軽くなっています。
継ぎ目の箇所もほとんど境目が分からないほどピッタリと合わせてあります。
四隅や細かな箇所にも隙間なく生地を敷き詰めてあります。
フラットモールドで縁を押さえてあるので、生地の端部が見えなくなりズレ防止にもなります。
今回の工事にかかった時間はおよそ3時間程度でした。
古いカーペットをはがす手間がなかったので、はがし込みにすると作業時間はもう少し長くなります。
(施工する広さや状況によって時間は変動するため、あくまで目安となります。)
また置き敷きと異なり、接着剤やフェルトグリッパーを用いる工事に関しては外部の職人さんともスケジューリングするため、普通のカーペットに比べて納期が長くなります。
ご検討されている方は、予め時間に余裕をもってご相談していただけると幸いです。