長野県安曇野市S様邸新築工事
~機能美な窓辺に~
安曇野市の犀川ほとりに建てられたS様邸。
北アルプスを見渡せる大きな窓を吹き抜けに持ち優雅なお住まいとなっております。
細部までこだわられたお家で現代のカーテン仕様で施工させていただきました。
大変頭を悩ませましたが満足のいく物となりましたので是非ご覧ください。
吹き抜け
S様邸の吹き抜けには1650mm×2200mmという大きな窓が南、西面に設置され広大に広がる北アルプスを一望できます。
大きな窓からはより多くの光を取り入れられますがその分、熱や冷気も沢山取り込んでしまいます。
標高が高いため夏の陽射しは強く(紫外線等)冬の気温は氷点下に。
S様はその対策として窓をトリプルサッシにしていました。
値は張りますが断効果は最も高いです。
故にカーテンは断熱や遮熱にこだわらずデザインと機能性を重視してお選びいただきました。
ロールスクリーン 電動タイプ
立川ブラインド:RS7231 (ホワイト)
吹き抜けの目隠しでよく使われるロールスクリーン。
スッキリとしたデザインで広く広がる吹き抜けの空間を邪魔をしません。
ご主人様のこだわりは通常のロールスクリーンのまま設置するとチェーンが1階まで垂れて見栄えが悪いので電動タイプにしたことです。
本体のサイズが少し大きくなりますが操作部の見えない電動化が出来ます。
従来の電動タイプだと配線を資格を持った電気工事士が繋がなくてはいけないため気軽にできませんでしたが最近の物はホームユースで使いやすくなっておりコンセントへ差し込むだけで使用が可能となっております。
・コンセント部、受光部の写真
今回はご新築で早い段階から電動商品を付けるお話しだった為、コンセント口も目立たないよう本体上に横向きで設置してもらいました。
受光部も一体型でコンパクト。
操作リモコン
複数のロールスクリーンを操作するためアドレスリモコンにしました。
方角が違う為それぞれに番号を振り一台一台操作が可能です。
リビング
リビング空間にも吹き抜けと同じように大きな窓が設置されています。
W1800mmと1700mm、さらにW800mmの勝手口まで高さ2400mmのハイサッシで埋められたS様邸の南面。
開放感抜群なリビングとなっております。
選ばれたのはもちろんバーチカルブラインド!
大開口にはスタイリッシュかつ開閉がしやすく機能的で大人気な商品となっております。
製品はTOSOのバーチカルブラインドでデュアル100。
吹き抜けと近い生地感のTF6041(ホワイト)をお選びいただきました。
操作は両バトン式で本体の両側から開閉できるようになっております。
リビング空間でのワンポイントはバーチカルブラインドを全開した際、窓に被らないよう寸法を計算してを作成したことにあります。
・全閉 ・全開
設置したいバーチカルブラインドの長さが500cmを超えている為、一台での製作はホームユース向けでは不可能でした。
ジョイントタイプや施設向けの大型商品ならば一台で設置可能ですがジョイント位置がど真ん中になってしまうことやバトン操作が出来ないことから二台分割で両端にそれぞれまとめるようさせて頂きました。
・突き当て部分
左右の長さは違いますが高さは揃っていますので見た目はスッキリです。
・左側の畳み代 ・右側の畳み代
左右の畳み代は壁面に収まるよう製品W寸法を計算して作成いたしました。
写真のようにぴったりと納まっております。
又、両バトン式ですので矢印方向に開けることもできます。
せっかくの勝手口ですからお部屋は閉じたまま出入りができるようになっております。
(写真を取り忘れてしまったので手書きで失礼いたします。)
居室
御二階にあるご夫婦の主寝室となります。
南面にはグレー系のアクセントが使われており、お部屋のアクセントを意識したカーテン選びとなりました。
ドレープカーテン:3210GRY
レースカーテン:TD9535IV
少し濃いめのグレーカーテンで落ち着いた雰囲気となりました。
アクセントクロスが薄めのグレーなので色の系統は合わせつつ間延びしないかカーテンの濃さで引き締めた空間となっております。
ロールスクリーンはアクセントクロスと同化するよう色を選びました。
一番近かったのがタチカワブラインドのRS7411ジュエル。
生地感もざっくりしておりアクセントに良く馴染みました。
メカ色も照明と合わせブラック色にしています。
細かい所ですが要所要所揃っているとお部屋のコーディネートに統一感が生まれますのでおススメです。