長野県諏訪市 某マンション管理組合様施工例
~共用スペースのレースカーテン~
諏訪市にある某マンションの管理組合の方より、マンション建設当初からついていたロビーのレースを替えたいとご連絡をいただきました。
すっきり清潔感のある共用スペースになりましたのでご紹介させていただきます。
ローマンシェードからレースカーテンへ
もともとは、豪華なフリル付きのローマンシェードがついておりました。
同じロビー内に2台ローマンシェードがあり、レース生地が破れたり、裾部分のウェイトバーが大きく折れ曲がったりしておりました。
そしてマンションの住人の方たちのご意見もお聞きした結果、今回はお洗濯などのお手入れもしやすいように、シェードではなくレースカーテンにすることになりました。
脱着工事
まず、もともとついていたローマンシェードをはずします。
2台とも幅が5メートル前後ある大きなメカです。
シェードの幕体を取り除いたあとのメカ ↓
メカと、メカを固定するためのブラケットもはずして、新たにカーテンレールを取り付けます。
レールがついたら、新しいレースカーテンを吊り込みます。
スッキリきれいな仕上がりです。
防炎ラベル
消防法及び消防法施行令に位置付けられた「防炎規制」において、不特定多数の人が出入りする施設、高層建築物、地下街、劇場、病院、高齢者福祉施設等の建築物(防炎防火対象物)で使用されるカーテン、じゅうたん等は、防炎性能を持つ「防炎物品」の使用が義務付けられています。
その防炎性能は外見では確認することができないため、防炎物品とそうでない物品とを容易に判断するために、防炎物品には「防炎ラベル」が付けられています。
カーテンや暗幕の防炎ラベル ↓
消防庁によると「防炎」というは次のような性質であると記載があります。
防炎とは、「燃えにくい」性質のことであり、繊維などの燃えやすい性質を改良して防災の性能を与えると、小さな火源(マッチやライターなど)に接しても炎が当たった部分が焦げるだけで容易には着火せず、着火しても自己消火性(小規模燃焼において(有炎、無炎を含む)燃焼が継続しない性質)により燃え広がらなくなる性質のことである。
今回のレースカーテンにも防炎ラベルが縫い付けられています。
マグネットタッセル
今までがローマンシェードだった為、レースカーテン用のふさかけがありませんでした。
ふさかけを新たに施工する以外に方法はないかとの事でしたので、マグネットタッセルをおすすめしました。
マグネットタッセルとは、文字通りマグネットで生地をはさんで固定するタイプのタッセルです。
これならふさかけを取り付けるために新たにビス穴をあけなくてもカーテンを束ねておくことができます。
またタッセルを使わない時もカーテンの裏側に下げておけるので、タッセルとカーテンがバラバラに離れてしまうこともありません。荷重がかかると外れるので、小さなお子様も利用する共用スペースでも安心してお使いいただけます。
今回使用したのは、TOSO マグネットタッセルB ホワイト
(右上)ですが、他にもバリエーションがあります。
マグネットタッセルA ↓
マグネットタッセルC ↓
などです。