お部屋コーディネート施工例#626

長野県茅野市 M様邸 施工例

~日当たりの良い住宅に遮光カーテンとロールスクリーンで過ごしやすく~

ロールスクリーン

M様邸は日当たりの良い道路沿いにあります。


道路沿いの為、窓は透明窓以外にも型ガラスが使われているところがあります。


小窓が多く、室内には日差しが入り込むため日中は電気をつけなくても明るく感じます。


しかし日差しも強く感じる為、窓によっては遮光と非遮光のロールスクリーンを使い分けて取付をしました。



写真左は、ロールスクリーンを巻き上げている状態です。


フローリングを見ると日差しが差し込んでいますが、時間帯によってはもっと日差しが入り込んできます。(写真の〇印)


右側の写真は、ロールスクリーンの生地を下した状態です。


立川ブラインドの遮光のロールスクリーンを使用しています。(遮光2級)


生地を下げると日差しを遮ってくれているのがおわかりいただけると思います。


使用生地:ピアットRS-8405 ピンクオークル 防炎品 遮光2級


ピアットはニュアンスのあるグレイッシュカラーでまとめられた遮光生地になります。


M様邸は、室内の内装がホワイトカラーとダーク系のカラーで統一されていますので


ピアットのカラーは合わせ安いと思います。


【別の窓のロールスクリーン】



こちらも【ピアット】よりRS-8419 スモーキーピンクを取り付けました。


使用生地:ピアットRS-8419 スモーキーピンク 防炎品 遮光2級


M様邸の窓は、窓の内側に下の写真の〇で囲ってあるところに窓の開閉のためのハンドがついていました。



枠中にロールスクリーンを施工する場は、このようなハンドルなどにも注意しないといけません。


今回は折りたたむこともできるハンドルでしたが、それでも通常の取り付け方をすると


ロールスクリーン生地が当たってしまします。


今回は枠の中ではなく、枠の外へ正面付けをして取り付けましたが


オプションでこのような取り付け方もできますのでご参考にしてください。



ご紹介したそれぞれの窓に使用した生地は立川ブラインド工業(タチカワ)【ピアット】です。



ピアットは、カラーにより遮光の等級が異なります。


【クローゼット横の窓】


廊下沿いには広めのクローゼットがございます。


クローゼット横にも窓があり、透明窓なのでロールスクリーンを設置しました。


⇦正面から見るとこうですが


横から見ると窓とクローゼット扉が近いのがわかると思います。


クローゼットの扉を開けると窓側にたたまれます。


窓と扉の間は約10cmほど。(矢印のところ)


実際には、クローゼットの扉は窓枠よりも少し低い位置にあります。


このため、ロールスクリーン本体を窓を覆うように枠外正面付けにしても


クローゼットの扉より上の位置になる為ロールスクリーン本体は干渉しません。


こういった窓(クローゼットの扉に近い窓)は結構ございますが


施工する商品によっては奥行きが足りない場合もございますので専門の業者に確認してください。


使用生地:マカロン RS-8794 アイボリー 防炎品


【マカロン カラー】





この窓は、位置的にも日光や外からの視線はそれほど気にならないとのことで


遮光性が必要ないため非遮光の生地にてお選びいただきました。


立川ブラインドの透過性は、下のように分かれています。


お選びただく場合には、カタログにある透過性ランクも参考にしてください。



目隠しのロールスクリーン

窓以外にもロールスクリーンは間仕切り・目隠しにもお使いいただけます。


お部屋の中にはちょっとした収納スペースがありました。


ここには扉を設けておりませんでしたので目隠しが欲しいということで


スッキリと納まるロールスクリーンを設置させていただきました。



収納スペースには、垂れ壁がありそこへ天井付けにして施工してあります。


こんな感じです↓


収納側の裏側から見上げた感じです。


垂れ壁の天井面は10cm以上ある為施工をしても余裕があります。


チェーン操作についてくる【コードクリップ】


コードクリップは『チャイルドセーフティー部品』といいまして


小さなお子様がふれるループ状の操作チェーンを、手の届かない位置でまとめることが出来るクリップになります。


必要に応じてご使用いただければと思います。


目隠しのロールスクリーンは、窓ではないため遮光性は必要ありません。


シンプルに無地のカラーバリエーション豊富な【マカロン】より


RS-8793 プラリネ 防炎 を施工させていただきました



部品カラー



M様邸は施工する壁紙(クロス)がホワイトでしたので、部品カラーもオフホワイトでそろえてあります。


部品カラーの説明の写真は『シールド付き』ですがM様邸では正面付け補助金具無しの『シールド無し』になっています。



【ウエイトバーの仕様】


ロールスクリーンの一番下のバーの部分をウエイトバーといいます。


M様邸でも下の写真の様に2種類のウエイトバーの仕様がございます。



左側の写真は『ウエイトバー 袋縫い』右側の写真は『ウエイトバー露出』仕様となります。


タチカワブラインドの場合は、ウォッシャブル生地の場合は通常『ウエイトバー袋縫い』が標準の仕様ですが


非ウォッシャブル生地の場合にオプションで『ウエイトバー袋縫い』をお選びいただけます。


(生地によっては不可の場合あり)


遮光カーテンとミラーレース

大きな窓には、遮光のドレープカーテンと、ミラーレースを取付させていただきました。


コリン(3色)より


ドレープカーテン全体に光沢感があるストライプ生地で遮光2級・遮熱効果もある『コリン』より


KH(カーキ)をお選びいただいております。


コリンは全部で3色あり、他はBE(ベージュ)とBK(ブラック)があります。


ミラーカーテン 5013BE


レースカーテンは日中戸外から室内が見えにくい『ミラーカーテン』を使いました。


幾何学模様の色付きのミラーカーテンです。


室内からは上の写真の様にある程度の透け感はございます。


ミラーカーテンは、生地の裏側に光沢糸を使い光沢感を持たせることで


日中は外から室内が見えにくいレースカーテンとなります。


(使用状況により見え方は異なります)



ミラーレースカーテンは、ベージュで少し色付きになりますがそこまで濃い色合いではないと思います。



床まで窓がある場所にカーテンを取りつける場合、引きずらないように1㎝程床から丈を上げて取り付けます。


ただし、長野県は土地がら冬は寒さが気になる場所でもあります。


近年の住宅などの建物は断熱効果も考えられて施工されていますので、


カーテンで寒さ対策まで考えないと思いますが、断熱効果が得られない建物の場合は


カーテンを床までつけて寒いさ対策をするなども必要ですね。


ゆうあいスタッフからのコメント

諏訪インター店 篠平


M様は日当たりの良い窓には遮光(遮熱)を考えておられましたが


それ以外は遮光は必要ないという事でした。


カーテンにしてもロールスクリーンにしても夜間は目隠しは問題ないと思います。


遮光性の生地を選ばれた場合は、それプラス室外からの光が入ってくるのを軽減したり


室内の光漏れの軽減にもつながります。


お住まいになられる方の、生活スタイルに合わせてお選びいただければと思います。


M様、ありがとうございました。