長野県茅野市 高所作業 施工例
~高所施工 ガラスフィルム~
完成
↓ 下の写真が、施工前。
一番上のアーチ形のガラス部分に乳白色のガラスフィルムを貼りました。
施工作業は「フラットなガラスにフィルムを貼る」といった、通常の施工作業なのですが、施工場所/ガラスの位置が問題です。
テーブルやイスが並んでいる床面から、アーチの一番高いところまでの高さが7m程あります。
7m程の高さ、例えば、伊勢神宮の鳥居の高さが7.4mです!
こういった施工となりますと、施工内容よりも、作業床の設置が問題となります。
よく言う、「足場」です。
ゆうあいでは、社内においても9尺(273cm)/12尺(364cm)の脚立や二段梯子などの装備がありますので、住宅の吹き抜け窓(大体、1Fの床面から窓の高さが4~5m位)などの施工は、常時行っています。
なのですが、今回の高さは別次元となる為、提携している専門の足場業者さんに作業床を組み立ててもらっての作業となります。
作業床/足場
こんな感じの足場です。
鉄の単管を組み合わせたものです。
工事現場ではおなじみです。
材料や施工道具を持っての昇降が、安全且つスムーズな様に階段も付いています。
また、フィルムを貼る作業は、ガラス1面づつでしか出来ないので、足場もその巾で組み立てて頂き、横に動かせる様に、タイヤを付けています。
さらに、途中に照明がある為、実際の作業を行う上部は床面積を狭くしなくてはなりませんでした。
足場が狭く(細く)なってしまうと、揺れます。
揺れると、作業がやりづらくなる上、危険となります。
そんな作業者の安全と作業性を考慮して、斜めの支えを設けたり、最上部には柵も付けたりして、作業者の安全を確保しています。
施工
フィルムの施工は、2人1組で作業する場合が多く、今回もそうだったのですが、撮影にも危険が伴うので省略。
足場を降りた床からの撮影のみです。
ただ、フィルムを貼る作業内容に特殊な部分はありません。
貼る面が、高いだけです。
材料
ガラスフィルムといえば、3M
品質、性能、施工性 等々、No.1かと思っています。
この施工の目的は、冬場にかけての日差しの差し込みによる眩しさを防ぐ事。
アーチの部分から下にはブラインドが設置されている為、日差しの調整が出来るのですが、最上部のアーチ部分はガラスのまま。
ブラインド施工の案もあったのですが、形が特殊な上、取り付ける部分にも色々と難があり、フィルムを貼る方法に落ち着きました。
3M Fasara ミルキーミルキーダークグレー
すりガラス調のフィルム、真っ白ではなく、淡いグレーです。
実際に貼った部分に外から光が入っている施工写真だと、白っぽい感じですが、グレー系の材料です。
3Mのすりガラス調のフィルムは、種類も豊富です。
ガラスフィルム いろいろ
ガラスフィルムには、色々な性能のものがあります。
暑さの対策/プライバシーの確保/防犯/防虫 等々。
1ミリにも満たない薄い(場合によっては透明)なフィルムに、ものすごい機能が積み重ねられています。
今あるガラス、シンプルなまま機能を向上/追加したい。
そんな時は、フィルムを貼る方法もご検討下さい。