お部屋コーディネート施工例#648

長野県佐久市中込 K様邸ビニールカーテン工事施工例

~駐輪スペースの雨対策~

 

佐久市中込のK様邸のビニールカーテンの施工例です

K様よりゆうあいのインターネットを見てお電話をいただき、

「外用のアコーデオンカーテンが欲しい」

とのことでした

残念ながら室外に対応しているアコーデオンカーテンの取り扱いが無い旨をお伝えするとそれに代わる商品でもいいとのこと

そこでビニールカーテンの提案をさせて頂きました

またゆうあい諏訪店から佐久市まで採寸にお伺いすると白樺湖を超えていかなければなりません

車で1時間半ほどかかる為、出張費の方がかかってしまう事も了承いただき、採寸へお伺いしました

施工前のガレージの駐輪スペース

ガレージに併設されている駐輪スペースに雨が降ると雨水が吹き込むとのこと

その雨水がガレージの中まで侵入するのを防ぎたい

駐輪スペースも雨水から防ぎたい

上記2点が今回、ビニールカーテンを設置する目的です



↑施工前 正面                  ↑施工前 側面

レール施工

↑側面のレール施工後です

レール施工手順

↓まずはカーテンレールを設置するために専用の金具(ブラケット)を取り付けます



↓必要個数の取付金具(ブラケット)を施工します



↓専用の取付金具を施工したらあとはレールをはめて固定します



カーテンレールはあらかじめ必要寸法にカットしてランナー類・キャップもセットしておきます

現場でレールをカットして部材を組み込むこともありますが、施工日の前に社内でカットして組み込んで施工現場に出向くと現場で効率よく作業が出来ます

(新築時のカーテン施工時も、ゆうあいでは、予めレールを寸法にカットしていきます)



↑レール施工前  正面           ↑レール施工後   正面

大阪府に本社がある岡田装飾金物株式会社様のカーテンレールを施工しました

岡田装飾金物様はバーゴラ・ビニールカーテンなど重量級の商品に対応したカーテンレール部材を取り扱っている専門の会社になります

今回使用したカーテンレールはD30というカーテンレールのシリーズです

レール色はブラックです

素材はアルミ製です

ランナー

今回使用したランナーはワンタッチランナー(スナップランナー)です

ビニールカーテンのハトメに取り付けます

Sカンにて施工することもありますが、ワンタッチランナーの方が強度もありレールとビニールカーテンの隙間が少なくする事が出来ます

ビニールカーテンを取付時、外し時にペンチなどの工具も不要で、作業効率もアップします

但し、Sカンよりも金額は高いです



↑サイドはマグネット付きのワンタッチランナーを使用しています

天気の良い日はビニールカーテンを開けておくという使い方をしたいとのことで、キャップストップに固定ではなくMGランナーにビニールカーテンを取付します

レールとビニールカーテンの隙間の事を考えると梁の正面にカーテンレールを施工した方が、今回の雨水侵入対策にはなるのですが、照明とカメラが設置されていた為、梁の下から天井付けにて施工しています

グランドフックを利用して風対策

今回は風対策として柱にグランドフックを取付ました

ビニールカーテンのサイドにもハトメ加工を施し、ワンタッチフックにて固定するためです



上部と中間部と下部にグランドフックを取り付けています

ビニールカーテン取付

カーテンレールとグランドフックの施工が終了したらビニールカーテンの取付になります

ワンタッチランナーの為、ビニールカーテンの取付も簡単にできます



↑ワンタッチランナー          ↑ワンタッチランナービニールカーテン取付



↑サイドのグランドフックにワンタッチフックを固定します

ビニールカーテンのサイド面の風対策です

グランドフック・ワンタッチフックはステンレスになっております

フックも岡田装飾金物さんから取り寄せしました

ビニールカーテン施工後

↑側面部のビニールカーテンの施工後になります

左右の2分割にてビニールカーテンは製作しました

それぞれ中央に収納できるようにしてあります



↑正面部のビニールカーテンの施工後です

左側から右側へ収納できるようにしてあります

今回使用したビニールカーテンは室外にも使えるTM-50TSBという製品です

糸入り透明・防炎・帯電防止の0・5mm厚ビニールカーテンになります

ちなみにハトメもステンレス製を使用しています

0・8mm厚のビニールカーテンも検討しました

0・8mm厚の方が耐久性は高いのですが、快晴時は収納しておきたいとのことで0・5mm厚のビニールにしました

ビニールカーテンの丈は地面より25cmほど長くしてあります

土間がきれいにサイディングされています

土間サイディングには排水機能も施工されていましたが、万が一、雨水によるオーバーフローが起きた時の事を考えました

25cm長くしたビニールを内側に折り曲げて、重り(もしくは土嚢)を置いて対策するとのことです

オーバーフローの事を考慮しなければ、ビニールカーテンの裾部にハトメ加工をしてグランドフックとワンタッチフックで固定することも可能です

また裾部にチェーンを入れて加工することも可能です

ハトメ加工



↑ビニール穴あけ              ↑ハトメ圧着

余談ではありますが、ハトメ加工は開けたい製品に穴をあけます

専用のポンチを使用します

穴にハトメをセットしてハンマーや専用工具で圧着すれば完成です

今回のハトメは内径19mmのタイプです

ゆうあいスタッフからのコメント



K様、この度は、ビニールカーテンご注文いただき誠にありがとうございます

また施工例掲載にご協力いただけたことに感謝申し上げます

施工後に雨が降ったので、効果の程を聞いたところ、雨水の侵入を防げることが出来ていたとのことでしたので、僕も安心しました

ビニールカーテンは永久的に使える商品ではありません

経年劣化してしまう商品です

特に屋外の使用だと劣化も早いと思われます

K様には数年後にビニールがダメになったらまた注文するよと言われました

ビニールカーテンの性能・性質もご理解いただけたと思っております

ゆうあい諏訪店・松本店はビニールカーテンの施工も承ります

ビニールカーテンは防寒対策や間仕切り、防虫対策、防塵対策にも使用される事があります

使用目的に合うビニール素材を選んでいただければと思います