長野県松本市M様邸新築工事
~開放感あふれるリビングと輸入ブラインドでこだわりのサンルームへ~
松本市にご新築されたM様。
開放感あふれる吹き抜けを持ったリビング空間にはスタイリッシュな雰囲気を持つバーチカルブラインドを、実用性抜群の二階に作られたランドリールームにはこだわりを求められ輸入物のウッドブラインドをお選びいただきました。
リビング
吹き抜けの有るリビングで開放感がとても感じられた為、掃出し窓にはバーチカルブラインドをおすすめして設置頂きました。
ニチベイ バーチカルブラインド アルペジオ
センターレース仕様
バトン操作
生地 A9725(ミルキーホワイト) 非遮光生地
ニチベイのロールスクリーン、バーチカルブラインドの生地の中で最も販売している人気の「フェスタⅡ」から,ミルクっぽい柔らかな白感のあるミルキーホワイトをお選びいただきました。
全24色展開しており、柔らかい色遣いとナチュラル志向な生地感で人気を博しております。
納品させて頂いたミルキーホワイトも柔らかな白色で少し織ムラの有る生地感も相まって優しい雰囲気となりました。
バーチカルブラインドというと事務所なので使われている金属スッラトやラミネート加工された固めな生地の印象が強いのですが近年のホームユース品では生地も薄く柔らかいものが多いのでお家でのコーディネートがしやすくなっています。
生地は非遮光で暗くならない透過度となっております。
光の透過度はメーカーにて設定されており遮光生地に次いでプライバシー性の高いシークレットの生地でお選びいただきました。
ニチベイでは光の透過率が99.4%以上ある遮光生地を7段階、それ以下の生地を三段階に区分しています。
遮光生地では3級、2級、1級(C)、1級(B)、1級(A)、1級(A+)、1級(A++)と順に遮光度が高く、非遮光生地ではレース生地のような薄さのシースルーからミディアム、シークレットと遮光度が高くなっていきます。
遮光生地では昼間暗すぎてしまう為、リビング空間ではミディアムからシークレットを推奨しております。
ミルキーホワイトは光の透過度がシークレットなので昼間は調光時、全閉時共に明るく、夜は外に明かりを漏らしながらも人影等は映しにくくなっておりますのでプライバシー効果も高いです。
操作は出入りの簡単なバトン式。直接バトンを引っ張るので直感的に開け閉めができます。
窓開口W1650mmと出入りが頻繁あるという事なのでおすすめの操作になります。
オプションでバトンの追加が可能でなのでどちらからでも出入りすることができます。。
(真ん中に寄せた写真)
今回はバトン式でしたが大きな窓にはループコード式やツーコード式がおすすめです。
その場で操作できるので、巾の大きな窓におすすめです。
開き方の種類も豊富でお家に合わせたコーディネートをお選びいただけます。
スラットの開閉と調光を別々のコードで行うので高窓や吹き抜けなど背の高い所の操作が簡単になります。
操作部分が柔らかいコードになっているため吹き抜けの枠内付けにはバトンの干渉が少なくお勧めできます。
電動式は名前の通り電動で開閉、調光するバーチカルブラインドです。
コード類が無いためスッキリとさせたい場所にお使いいただけます。
吹き抜けなどで操作部分を隠したい所ににおすすめ。
最近の電動商品はコンセントにプラグを差すだけで操作可能になりますので昔に比べると敷居がとても低くなりました。
ただし、近くにコンセントが必要になりますのでご新築の際は早めにご相談ください。
又、アドレスリモコンによる一斉送信も可能の為、複数台を同時に操作したい場合はとても便利な操作となります。
今回お選びいただいたバトン式です。
全ての操作をバトンで行う為直感的に操作でき開閉がスムーズになります。
又、コードの類が無いため小さなお子様のいたずらや不意の事故にも配慮されております。
・ダイニング
リビングの掃出し窓ヨコにスリット窓がございました。
こちらはリビングとの統一感を持たすためバーチカルブラインドと同じ生地ミルキーホワイトのロールスクリーンで納めさせて頂いております。
バーチカルブランドとロールスクリーンの生地は共通の物が多く、同じ部屋でスタイルを変えたいときに生地感は統一できるのでお部屋のコーディネートの手助けとなってくれます。
ランドリールーム
階段を上った先には広いランドリールームがあり、南面の大きな窓には入ってくる光量を調整できるようにブラインドにて納品させていただきました。
この空間にはかなりこだわりを持って作られたようでブラインドにも価格より機能、見た目重視でお選びいただいております。
NORMAN JAPAN ウッドブラインド:レッドシダー
当店が販売している海外ブランドの一つ、ノーマンジャパンのウッドブラインドです。
NORMAN JAPANとは台湾で創業されたメーカーで竹すだれなど木製のウィンドトリートメントを主に販売している会社で創業47年と木製製品を取り扱い約半世紀。
その理解は国内メカメーカーより頭一つ出ており、そのこだわりが製品の特長となって表れております。
NORMANのこだわり
●厳選素材
ウエスタンレッドシダーのウッドブラインドは乾燥10年の最高級WRC柾目スラットを使用。
水分を含んだ木材は熱によって反る性質がある為、伐採後の木材は建材などに使用する前に通常2~3年ほど時間をかけてゆっくりと乾燥させてから使用します。
ノーマンのWRCは厳重管理のもと10年の乾燥期間を長時間取っているため元々収縮率が低いとされている針葉樹の中でもより歪みの少ない最大高耐久を実現しています。
又木材の取り方も特徴的で歩留まりは多いが品質を安定させてるため柾目材が取れるように木材加工されています。
ノーマンのブラインドやウッドシャッターが長持ちするというのはこういった細かなこだわりのおかげだと思います。
●抜群の機能性
今までにない新たな技術を取り入れ日々進化しております。
・NORMANループコード式G3
ノーマン独自のループコード機構で本体の大きさによって昇降スピードと荷重をより良いバランスで作製されているので小型のブラインドは素早く昇降が出来、大型のブラインドは軽く操作することができます。
・ミリ単位のオーダーメイド
日本規格では5mm単位での製作、Hに限っては10mm単位のオーダーになりますがノーマンはW、H共に1mmからのオーダーが可能です。
枠内に取付することの多いウッドブラインドでの隙間は寝室などの遮光性を求めたヶ所には本来不向きでしたがmm単位でのオーダー可能になった為、お選びいただく機会が増えてまいりました。
それ以外でも隙間が少ないというのは意匠性も増しますのでデザインも良く感じられます。
・革新的遮光性(スマートプライバシー機構)
NORMANループコード式3Gと同じく独自の遮蔽機構になります。
全閉時にスラットの穴が見えないよう工夫されており通常のウッドブラインドよりも高遮蔽ですがスマートプライバシー機構でよりスラット間の隙間が少なくなり高遮蔽性を実現しています。
スマートプライバシー機構とはヘッドボックスと最上段のスラットとの隙間を引き上げて高遮蔽にする機構になります。
通常のブラインドでは全閉状態でも上の写真のように隙間が空いてしまいます。
国内メーカーではその対策としてフィンなど付けて光漏れが少なくなるよう工夫していますがノーマンはその隙間を完全になくすことに成功しています。。
全閉状態
この機構のおかげでスラット同士の隙間もピッタリとくっつき全体の遮蔽性が上がっています。
ただ閉じた状態 スマートプライバシーが利いている状態
比較の写真になります。
スマートプライバシーが利いている右の写真ではスラット同士の隙間が非常に少なく
しっかりと閉じていることが分かります。
昇降コードの穴は全閉状態にスラットの重なりに隠れるよう設計されており遮蔽性、意匠性に優れいています。
よく見るとスラット上部に小さな穴とコードが通っています。
閉じた際にはスラット同士で穴は隠れてしまいます。
スラットの幅にもこだわりがあり50mmスラットが主流である中で63mmのワイドスラットが採用されています。
これはスラットの数が最も少なく、外の景色が良く見えて開放感を感じられる効果があります。
又、スラット間の隙間も広いためお掃除などのお手入れもしやすいのも利点です。
幅の広さで木目もゆったりと感じれますので大開口の窓にはぜひおすすめしたい仕様になります。
私個人的にもノーマンのブラインドは好みでノーマンのロゴや細かなところを気に入っています。
価格はそれなりにしますがこだわりの場所に是非いかがでしょうか?
ノーマンのロゴ ボトムレールのキャップ
居室
最後は居室になります。
掃出し窓はシンプルにカーテン。
高窓はロールスクリーンとなりました。
・ドレープカーテン リーガGY
・レースカーテン TDOL7922IV
アクセントクロスにブラウンの木目クロスを使われていたので合わせてカーテン、ロールスクリーンをお選びいただきました。
リーガは無地の遮光生地です。つるっとした生地ではのっぺりしてしまうので落ち着きの感じられる横織りの生地としていただきました。
レースはボイルの無地で柔らかさが特徴です。
エコリエという帝人フロンティアの遮熱糸を使っているため薄めな見た目よりしっかりと遮熱、UVカットをしてくれます。
又、エコリア自体遮象性も兼ねそろえているのでプライバシーの確保もしっかりとされています。
N9586
ニチベイの遮光生地でラフィー遮光からアッシュブラウンになります。
ざっくりとした生地感で現代にあったアッシュ系の色遣いが多く人気の遮光生地となっております。
アクセントクロスに濃淡のムラがあった為、違和感の出ないよう一番濃い所に合わせての色選びとなっております。
部品色は照明と合わせてブラックにしております。