お部屋コーディネート施工例#665

長野県塩尻市 S様邸施工例

~無双縫いのカーテンで部屋を間仕切る~

 

塩尻市宗賀は木曽に近い所にあり、寒さが厳しい土地になります。

昨年新築時カーテン工事をやらせて頂いたのですが、20畳近いリビングダイニングが寒いという事で、リビングとダイニングを間仕切りたいというご連絡を頂きました。

お客様からはアコーディオンドアかな?という事で訪問させて頂きましたが、むしろカーテンが良いのではないかと思い、カーテンの無双縫いをご提案させて頂きました。

カーテンと裏と表がほぼ同じ無双縫いのカーテンでの間仕切りは予想以上に喜んで頂けました。 今回は、無双縫いをご紹介致します。

間仕切りカーテンの縫製方法

①標準シングルカーテン

標準のカーテンで間仕切りカーテンを作るなら、両面がほぼ同じ遮光の無地カーテンをお勧めします。 両面がほぼ同じなため、さほど違和感がありませんが、脇と裾の折り返しが若干気になります。 防寒性はシングルのため、まあまあだと思います。

②裏コーティングカーテン



裏コーティングの色がカーテンと違う場合は、裏がはっきりわかってしまいます。 防寒性は、コーティングのおかげで標準シングルカーテンに比べれば良いと思います。

③裏地付きカーテン



裏地を表地と同じ生地にすれば、違和感はあまりないと思います。 防寒性はカーテンが2層構造になるため、シングルよりは良くなります。

③無双縫い 両面仕立て



両面同じ生地で、 脇も裾も折り返しが見えないため、全く違和感がありません。 防寒性も生地二層構造になりますので一番よくなります。



裾と脇を仕上げた2枚のカーテンを重ね合わせて脇のみ縫製するため、裾は縫い合わせていません。



カーテンの仕上がり高さも防寒性を考慮して床に引きづるか引きづらないかギリギリで仕上げました。



ダイニング側から見ても生地の裏表が無く、二間間口を完全にカーテンで覆う事ができました。

縫い付けタッセルで房かけ要らず

カーテンの片側には引戸が有り、タッセルをかける房かけを付けられません。

そこで、縫い付けタッセルをご提案しました。



カーテンにタッセルを縫い付け、マジックテープで止めるようにします。



綺麗にカーテンを束ねる事が出来ました。

間仕切りの代表例 アコーディオンドア

今回、カーテンをお勧めしたのは、片側が引戸だった事や、カーテンなら寒い時期だけカーテンを付けて、暖かくなったら外す方法もあったからです。

ただ、いわゆる間仕切りで一番よくお勧めするのがアコーディオンドアになります。

アコーディオンドアはしっかり間仕切りできるのですが、床から1~2㎝上げて製作するため、冬場は隙間風が気になります。

そこで、お勧めはニチベイ社独自のやまなみダウンシールという商品です。



アコーディオンドアを閉めていくと、本体からスカートが出てきて床面とぴったり接地します。 アコーディオンドアで間仕切りを考えている方にはお勧めです。

ゆうあいスタッフからのコメント



ちなみにカーテンの隣にはペレットストーブが有りましたが、ストーブの脇は温度は上がらないという事でした。

念のため、防炎ラベル付きの生地で作らせて頂きました。



今回使用した生地は、窓に付けたカーテンと同じ、ロナンBE(防炎品、遮光1級)になります。 遮光1級ですので、隣の部屋に光が漏れず、間仕切りにはお勧めです。

S様この度は誠にありがとうございました。 無双縫いのカーテン気に入って頂けたようで良かったです。

また何かございましたら、何なりとご相談下さい。

PS. 長野県で無双縫いのカーテンをお探しなら、ゆうあい(松本店・諏訪店)までご来店下さい!!