お部屋コーディネート施工例#695

長野県塩尻市 T様邸施工例

~リビング階段・リビング吹抜けの寒さ対策カーテン~

塩尻市のT様邸は、数年前リビングのカーテン・レールの交換工事をさせて頂きました。


その際も寒さ対策として、カーテンレールをカバートップという蓋をして、リターン加工をして隙間対策を万全にさせて頂きました。


前回の施工でリビングの窓の寒さ対策は出来たと思いますが、今回はそのリビングにあるリビング階段と、リビング上の吹抜け部の寒さ対策として特殊縫製のカーテンを付けさせて頂きました。


リビング階段のレール施工


今回はTOSOのネクスティというレールのLTエキストラシングルブラケットを使用して、なるべく上に上げて隙間を無くすようにしました。


このブラケットの良さは、壁からレールまで通常ブラケットより1cm離せる事もあります。



今回、前から見た目にもこだわられたので、ヒダ山を通常の前からつまむようにしたのですが、通常の山つまみでも壁にカーテンが触れないため、スムーズにカーテンが動きます。



そしてコーナー部分はこのように二本レールをぶつけて施工しています。ここまでは、いつものレール施工方法とさほど変わりません。


ただ、この写真ではわかりずらいのですが、ここレールに2枚のカーテンを重なるようにかけています。



こうして、カーテンの端を完全に重ねる事により、2枚のカーテンの隙間が無くなり、前から見た目もよくなります。


前から見るとこの様です。



カーテンの重なり部分は、本当にわかりずらくなったと思います。


特殊縫製と標準縫製の組み合わせ


階段部のカーテンは特殊縫製です。斜めにカットしていますが、寒さ対策の為完全に階段部分にひきずるように作っています。



階段上り口のカーテンは、2倍ヒダで尚且つ形態安定加工付きにしてあります。 長さはやはり完全に引きずる様に作りました。


カーテンを開けると以下のようです。


今回カーテン工事を承る前は、ご自分で1.5倍ヒダの既成カーテンを付けておられたのですが、2倍ヒダのオーダー品になり、見た目も豪華になったと思います。


ここで、T様からお聞きした事ですが、このような階段入口にカーテンを付けた場合ですが、カーテンは部屋内側に動くか、階段側に押されるかどちらだと思いますか?


僕は、階段側が寒く部屋内側が暖かいのであれば、部屋内側の空気が暖められて活性化する為階段側に押されると思ったのですが、違うとの事でした。


階段側の寒い空気がより多い場合、逆に部屋内側にカーテンを押すのだそうです。


故に寒さ対策の効果を上げるのであれば、なるべく重い生地をより引きずるように作った方が良いという事を知りました。


T様ありがとうございます。


2F 吹抜け上カーテン


2Fの吹抜け上にもレールを付けて、寒さ対策のカーテンを付けました。


ここで、苦労した事は、天井にカーテン下地が無かった事です。 天井の梁は、レールと垂直に約50cmピッチで入っていたため、その下地を探しながらの施工になりました。



レールをまっすぐに付けるため、レーザーマーカーを使用しました。



カーテンを掛けるとこの様です。



階段入口は遮光生地でお作りしたのですが、2F部は非遮光生地でお作りした為、昼間カーテンを閉めていても部屋内が暗くなりません。



カーテンを吹抜け側に垂らすか、2F通路側に垂らすか実際にやってみたのですが、通路側に垂らした方が綺麗で、なおかつ寒い空気がカーテンを手すりに押すため、断熱効果も当然その方がよくなると思います。


見た目も綺麗に間仕切れたと思います。


ゆうあいスタッフからのコメント

T様、この度はありがとうございました。


喜んでいただけたようで何よりです。


今後とも宜しくお願い致します。


ゆうあい松本店 武井