長野県塩尻市Y様邸新築カーテン工事
~電動ロールスクリーンによるオートメンション化と二つの異なる取り付け方~
今回は塩尻市にてご新築されたH様邸のカーテン工事です。
通常のカーテンではなく電動のロールスクリーンを用いた特殊な組み合わせとなります。
ご利用の用途としては平場ではありますが朝の目覚まし代わりに太陽光で起きたい!というご要望からそれぞれ電動タイプのロールスクリーンを組み合わせて施工させていただきました。
寝室
●【電動ロールスクリーン】正面付け+【レースカーテン】枠内付け
・冒頭にもあります通り目覚まし代わりでのご希望の為、大きな窓に電動タイプを、小さな窓には手動タイプにて設置してさせて頂いております。
取付の方法としてはロールスクリーンを正面付け。レースカーテンを枠内付けにする光漏れの少ない設置方法とさせていただきました。
・正面付け ロールスクリーン
窓枠上部に設置し窓全体を覆いかぶせる取付方法で枠全体を覆うので生地からの隙間が少なく光漏れも感じにくくなります。
寝室などの暗くしたいお部屋などにおすすめです。
手動タイプのロールスクリーンも同じく正面付けとさせていただきました。
生地はタチカワブラインドよりフォンセクリア:スカイグレーです。
柔らかさの感じれる遮光生地で抗アレル加工を施した高機能ロールスクリーンになります。
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・枠内付け レースカーテン
ロールスクリーンのみですとプライバシーの保護性能が無いためレースのカーテンを窓枠の中に納めさせていただきました。
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全体に可愛らしい刺繍の入ったトルコレースです。
2倍ヒダ取っているのでウェーブもしっかりと出て透け感もあり良い感じです。
カーテンレールはTOSOのネクスティ。
コンパクトな本体を枠へと直付けしています。
(写真は下から見上げて撮っています。)
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この設置方法はロールスクリーンが前にある為、夜間はレースカーテンを隠しスッキリとした印象に、昼間はレースが日光や目線を避け柔らかな印象にしてくれます。
又、昼間に窓を開ければレースカーテンがしっかりと通風してくれます。
リビング
●【レースカーテン】枠内付け+【電動ロールスクリーン】枠内付け
寝室とは逆のスタイルでロールスクリーン、レースカーテンともに枠内に納めさせていただきました。
常に刺繍のレースカーテンが見え、バックに写った背景やロールスクリーンのお色を楽しめるようになっています。
・ロールスクリーン全開 ・ロールスクリーン全閉
レース生地が常に手前にあるためロールスクリーンのそっけなさがが和らぎ、優しさのある窓辺となりました。
枠内ゆえに生地と枠の隙間から光が漏れてしまいますがリビング空間でしたら多少は問題なし。
生地自体もタチカワブラインドのライフ(非遮光)からお選びいただいているので朝方は太陽光を感じられます。
●【レースカーテン】枠内付け
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寝室とは少しデザインを変えたトルコレースです。
全体ではなく裾のみに刺繍を施した生地。
余白の部分が3分の2ある為ごちゃごちゃしないレイアウトに。
お外の雰囲気も楽しめる見え方となります。
(下から上を覗いた写真)
レース用のカーテンレールがロールスクリーンに干渉しないよう隙間を取っています。
レースカーテンもフックをBフックとし干渉をなるべく抑えるように施工いたしました。
配線
ご新築のカーテン工事でしたが電動のロールスクリーン用にコンセントが用意されていなかった為、近くのコンセントから配線を伸ばし設置させていただきました。
設計段階ですと窓辺上にご用意いただけるのですがお打合せ時には内装工事になっていたため泣く泣くの断念でございます。
お客様には事前に現場お打ち合わせをさせて頂き、配線位置をご確認御の上ご了承いただいております。
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リビング
コンセントが窓辺右下にあった為まっすぐおろしてモールで隠しています。
白色の配線モールなので枠やクロスと合い、目立ちにくく感じます。
タチカワブラインドの電動ロールスクリーンでは配線の長さも指定でき現場にあった長さで手配いたします。
0.5m、1m、2m、3m、5mの五種類ありリビングは2mで納めております。
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・寝室
寝室は窓の中心から下にある為、少し長めの配線をしています。
左から配線を回した方が短く済むのですが右側にベッドを設置し配線が隠れる為、本体右側から下を経由した施工となりました。
寝室の配線コード長は5mです。
右側からコンセントまでの距離が3.3m程。
5mもいらないのですが立川ブラインドの配線に4mはなく沢山余らしてしまうならばと本体左から配線を出し本体の裏を通って設置いたしました。
おかげで余りもなくスッキリとした見た目に。
電動商品は配線が肝に感じます。
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電動システムについて
電動システムなんて大層に題名付けましたが起動するためのスイッチをどうするかのお話しです。
各社(TOSO、ニチベイ、タチカワブラインド)電動商品には基本的にはリモコンがオプションで存在しており、それを組み合わせての販売となります。
ただ弊社で取り扱いのあるメーカー(TOSO、ニチベイ、タチカワブラインド)ではタイマー機能を有したものが無いためリモコン側で設定することをお客様にご提案させていただきました。
それは唯のリモコンではなく「学習リモコン」です。(弊社非販売)
私が自宅で採用しているリモコンなのですがインターネット経由で赤外線リモコンから電波を飛ばす物になります。
もちろん名前に「学習」とついているだけあって通常のリモコンの電波を使って本体(学習リモコン)に登録して使います。
登録後はネット経由でスイッチのON/OFFをすれば反応してくれるようになりますので生活をよりスマートにしてくれます。
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イメージ
学習リモコン(スマートリモコン)
弊社でサンプルとして展示しているリモコンです。
本体から出ているケーブルは電源ケーブルのみとシンプルな見た目になります。(弊社非販売)
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付随したアプリケーションをスマートフォンにインストールして連動させます。
(アカウントを作って登録)
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デバイスから赤外線リモコンを追加
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接続出来たらロールスクリーン側のリモコン操作を登録させます。
操作ごとに登録をしていきます。(上記のリモコンならばOPEN→登録、STOP→登録、CLOSE→登録)
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(アプリ画面)
こんな風に登録できればOK
このアプリ上のスイッチを押すと実際のロールスクリーンが開閉操作をしてくれます。
ただ、このままではスマホのアプリがリモコン代わりになってしまうのでタイマー設定をしていきます。
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アプリ下部のタブから「シーン」を選び右上の「+」ボタンから押してシーン設定へ移行します。
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4行目の「スケジュール設定」から
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「曜日」と「時間」を設定して次へ
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「デバイスを実行する」からロールスクリーンの「OPEN」ボタンを選択せれば設定完了。
画面の物だと毎朝7時にロールスクリーンが開く仕様となりました。
夜は反対に18時頃にCLOSEを設定すれば毎日触らずにオートメンション化が出来ます。
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このアプリでは曜日が選べるため日曜日から月曜日までONにすれば毎日動作しますし、反対に休みの日、例えば休みの土曜、日曜日だけOFFにすれば休日の朝はゆっくりすることができます。
又、設置自体ON、OFFがワンタッチなので当日不要に感じたら簡単に設定することができます。
こんな感じで登録さえ済めば簡単に設定できるため弊社では毎日扇風機のON、OFFをスケジュールで行っております。
付け忘れもありませんし消し忘れもありません。
外泊中でも起動してくれますので防犯面でも評価を感じれます。
個人での確認にはなりますが弊社で使用している「スマートライフ」というスマートリモコン、自宅での「スイッチボット社のミニハブ」にて接続を確認いたしました。