長野県安曇野市穂高 M様邸施工例
~ログハウスのナチュラルテイストコーディネイト~
安曇野市穂高の別荘エリアにご新築されたM様邸は、キチンとしたログハウスです。
職人さんの手で作る「ハンドカットログハウス」とは違うと思います。
機械で作る「マシンカットログハウス」になると思いますが、ハウスメーカーさんの拘りが感じられる非常に精緻なログハウスです。
角ログになります。 ログが沈み込むセトリングも当然起こります。カーテンを付ける場合、幕板に幕板より短いビスで固定しますが、幕板がしっかり付いていないと幕板が前に垂れて来てしまいますが、そんな心配は全く無いしっかりした造りで、安心して施工が出来ました。
麻素材や麻調素材を使用したナチュラルな生地に拘られたM様邸のインテリアコーディネイトをご紹介致します。
リビング ダブルプレーンシェード 麻調生地
LDは、W1800*H2100の窓が二つ並んでおりました。 窓の両側が壁になっておりまして、ご主人は標準のドレープ&レースカーテンをお考えでしたが、ここはダブルプレーンシェードをお勧めしました。
カーテンの場合、もっさりする感じもあり、ストーブが近い為火災の心配も考慮して、デザイン的にもすっきり感とドレッシー感が両方ともあるダブルプレーンシェードが良いと思いました。
生地は、麻系の生地をお選び頂きました。
ドレープ生地 スミノエD-4110
レース生地 スミノエU-9364
まるで本物の麻のようにポリエステル100%素材で作られた生地になります。
ストーブが近かった事もあり、生地が膨れにくいシェードをお勧めしましたが、生地自体防炎加工をしてある為、燃えにくく安心です。
シェードの生地に防炎ラベルを縫い付けてあります。
一般住宅なので、消防法的には防炎品である必要はありませんが、念には念を入れて防炎ラベルを付けさせて頂きました。
ダイニング ダブルプレーンシェード
リビングの隣のダイニングの窓にも、リビングと同じダブルプレーンシェードをお付けしました。
付け方は、幕板がしっかりしているという事で、出来るだけ上に上げて生地を開け切った時に窓が見えるようにしました。
また、ダイニングテーブルを壁に付けるとの事で、生地を下げ切った時にテーブルに当たらないようにH寸法を決めました。
リビングとダイニングを同じスタイルにした事で、統一感がとれたインテリアに仕上がったと思います。
使用メカ ダブルプレーンシェード ワンチェーン式 前幕D-4110 奥幕U-9364(防炎品)
寝室 麻ドレープ&麻レースカーテン+麻シェード
寝室の1間腰高窓はシェードではなく、カーテンで。
生地は、こちらは本物の麻素材で選ばれました。
ドレープ生地 パシオンP1459
レース生地 LS2005WH
麻の生地は明確にドレープとレースの境がありません。 通常ドレープ生地と呼んでいても透け感がある生地が多い中で、このP1459という生地は透け感が少なく、はっきりドレープ生地と言える生地になります。
カーテンレールは今人気の北欧テイストのTOSOノルディというウッドレールを使用しました。 こちらも幕板に取り付けてあります。
やはり本物の麻は素材感が違います。
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同じ寝室内の縦すべり出し窓には、麻生地を使用したプレーンシェードをお付けしました。
こちらは、リビングダイニングと同じTOSOのメカを使用していますが、生地の縫製はゆうあい縫製で加工しています。
TOSOは、麻のような製品安定性が良くない生地は、ノンクレームでも製作してくれないのです。(立川ブラインドは麻生地はノンクレームで製作可です)
今回、リビングダイニングにTOSOのメカをお勧めした為、同じメーカーのTOSOからメカキットを取り寄せて、ゆうあい縫製で加工した幕体をセッティングしました。
勿論、お客様には、麻生地でシェードを作るに関してノンクレームをご承知頂いております。
麻の生地は、カーテンにせよ、シェードにせよ、水洗いが不可です。 飾ってあるだけでも、生地が伸びたり縮んだりするので、ノンクレームをご承知いただけないと製作できません。
それでも麻の生地をお選び頂くお客様が多いのは、麻素材の素晴らしい素材感に魅せられる方が多いからです。
何という事もない無地のシェードに見えますが、素材感は本当に素晴らしいです。
生地を上げ切ると、
幕板の上の方に付ける事ができたので、ほぼ窓全体を開けることができました。
使用カーテン 麻ドレープP1459 麻レースLS2005WH
レール TOSOノルディBセット ネクスティダブル チェリー
使用メカ プレーンシェード チェーン式 麻ドレープP1459
その他 ロールスクリーン コルト
TOSOコルトという生地は非常に使いやすい生地になります。
色数は40色あり、お値打ちです。 ウォッシャブル生地、非ウォッシャブル生地の用意があります。
子供室からキッチン、洗面所、トイレ、間仕切りまで色々な部屋に使う事ができます。
キッチン ロールスクリーン コルト
キッチンは、コルト TR4050カフェオレをお選び頂きました。
操作方法はチェーン式で。
こちらも幕板に付けています。 サイズは見た目のバランスも考えています。
生地を上げると、
壁のログにマッチした自然の色です。
洗面脱衣 ロールスクリーン コルト
トイレ ロールスクリーン コルト
玄関 WIC ロールスクリーン コルト
玄関のウォークインクローゼットは、コルトTR4080ターコイズブルーをお選び頂きました。
こちらは、スクリーン表裏逆仕様にしています。
取付はWIC側に正面付けしています。
生地はWIC側が裏面になり、玄関側が表面になっております。
こちらのみ、部品色はブラウンにしています。
ベージュ色系が多いコーディネイトでしたが、この玄関のターコイズブルーが、インテリアを引き締めていると思います。