お部屋コーディネート施工例 #059

長野県茅野市車山高原にありますプチペンションホテルアンナプルナ様。今回2Ｆの廊下部分と各部屋の壁紙（クロス）張り替えの工事を承りました。ここ車山高原は白樺湖と霧ヶ峰の中間地点で夏は高原冬はスキーと長野県を代表する観光地です。諏訪インターから車で40分くらいで到着するのでアクセスも非常によく関東方面や関西方面のお客様が毎年多く来ていただいています。茅野をスタートしてビーナスラインという道路を経て蓼科高原→白樺湖→車山高原→霧ヶ峰高原→美ヶ原→松本インターと車やバイクで観光に来て下さった方も多いのではないでしょうか。

15年間使用してきた壁紙ですが非常に汚れていました。写真をご覧下さい。これは新築当初布のクロスを張ってあったのですが、下地のパテ処理の後がくっきりと表に出てきてしまっていました。布クロスは普通のビニールクロスよりも高価で、現在はあまり使用されなくなりましたが、景気のよかった当時はよく使われていました（ビニールクロスの数倍の価格ですから）しかし欠点もあって日当たりがいい場所ですと下地が浮き出るこのような現象が起きることがあります。せっかくの高価な布の壁紙をはったのに・・・・・ですね。

早速施工に入ります。まずは床を汚さないように養生をします。今回は床がカーペットでしたのでなおさら汚さないように慎重に養生していていきます。次に布クロス（布壁紙）をはがして、下地処理（パテ処理）をします。

お部屋の中にはもちろんベットや家具などもあります。壁紙をはがして下地処理をするときには、ぺーバーでパテをこすりますので、そのときには細かな埃が出ますので、それがかからないように全体をおおってしっかりと養生します。そして部屋の壁にさまざまなものが取り付けてありますので、はずします。カーテンレール、コンセントカバー、今回は床暖房機、洋服がけ、絵など・・・・・

廊下は長いのでシート状の養生シートでしっかりとカーペットが汚れないように養生します。まるでブルーのじゅうたんが敷いてあるみたいですね。養生だけでも数時間かかりますが大事なことですのでしっかりとやります。

それでは壁紙を剥がしながら壁の付属品を取りはずしていきます。壁紙は剥がすと、下地の薄い膜が残りますが、それはそのままにしておきます。このときに、壁に穴が開いていた場合はパテで補修をします。

これが張り替え前です

これが張り替えた後です。見事に美しくなっています。下地が今まで浮き出ていた壁紙が！！なんと言うことでしょう。ビフォーアフターを見ていただくと非常にわかると思います。ちなみに今回はビニールクロスを使用しました。トータルで300平米ほどの張り替えで工期は五日間にて終わりました。オーナー様ありがとうございます。今回はさらにレースカーテンを全室お取り替えのご注文もいただき、お部屋が今まで以上にグレードアップしました。このように、大がかりなリフォームをしなくても見える所をリフォームすることで見栄えが非常にかわります。

すごく綺麗です。

写真の取り方が悪くて・・・あまり綺麗に見えませんね。すみません。

壁紙を変えるだけでお部屋の雰囲気が非常に変わります。オーナー様もよって早くからやっておけばよかったと言ってくれました。意外と壁紙って簡単で短時間で出来ますので皆さんも張り替えをやってみてはどうですか？

担当 諏訪インター店 遠藤