巾継ぎとは?サンプル作りました。

こんにちは、縫製所の遠藤です。

最近、うちの犬達の服を作ってあげていないなぁとは思っているのですが、なかなか腰があがりません。作り始めると連続で作るんですけどね。別の服がほしいと思って購入すればと売り場をみてもサイズ大丈夫かなぁとか、値段が結構するなぁとか思っていつも買わずじまいのままなのですが、

この服、100均で買ったんです。最近の100均はすごいですねぇ犬の服までも売ってるんですね。これならサイズが失敗しても諦めがつきます。・・・作る意欲が湧くまでのつなぎにはいいかな?

この間ゆうあい諏訪店店長に、うちのお店には巾継ぎがしてあるカーテンサンプルがないので作ってほしいとの要請があったので、そういえば生地サンプルは多々あるけど1巾作りのものばかりだった事にいまさらながらに気がつきまして、早速作ってみました。

左の写真ではわかりずらいですが、中央と右の写真で2箇所わざと生地を継ぎ合わせてカーテンを作ってみたものです。

生地を継ぎ合わせるてカーテンを作るって、作る側としてはつい当たり前と思ってしまいがちになってしまいますが、普通にカーテンが家に掛かっていてもそんなことを気にしなければ、えっそうなの??って思うかもしれませんね。特にオーダーして作っているんだからそんな継ぎ接ぎなんて!と思われている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、残念ながらカーテンを作るために使用する生地って幅がある程度きまっているものなんですよね。通常使われている生地の反物は100cm幅・150cm幅のものが多くあります。なので、カーテンを作る際に必要な生地の幅になるまでに生地を継ぎ合わせる必要があります。生地の反物の幅が決まっているので、カーテンの仕上がりサイズによっては生地を継ぎ合わせなくて作ることが出来ますが、特にせっかくオーダーするのだからと2倍ヒダ(出来上がりの2倍の生地幅で作るカーテン)で作られる場合は大体が生地の継ぎ合せが生じてしまいますので、御容赦お願いします。

生地に柄があるものの場合は大体の生地は両端の柄が合うようなデザインになっているので、

このような「柄あわせ」という柄が続きになるように生地を継ぎ合わせるので安心して下さい。・・・なお、若干この「柄あわせ」という方法がとれないデザインの生地もありますので、その際にはサンプルに「柄あわせ不可」との記載がされていると思いますので注意してご覧下さい。

長野県諏訪郡にお住まいで、オーダーカーテンを求めて「インテリアショップゆうあい」にいらしたお客様。お店側の「オーダーカーテン」とお客様の「オーダーカーテン」との間にギャップがあるかもしれませんので、お店に来店された際には店員に疑問点をどんどん聞いてみてくださいませ。