山つまみ機

茅野市は昨日一昨日と雨が降りましたが、全国ニュースで梅雨に入っているのに雨が少ない乾梅雨とも聞きました。雨の日はあまり好きではありませんが、やはり降る時期に降らないと水不足になるので、お野菜が高くなったりするので困りますね。

こんにちは、カーテン縫製所の遠藤です。カーテン製作の機械で今日は山つまみ機を紹介します。

山とはカーテンのプリーツを出す為に生地をつまんで縫っているフックをいれている部分です。この山つまみ機はカーテンの山を縫うだけを専用に作られています。このミシンは今まで紹介した機械の中で一番変わった形のミシンだと思います。

ちなみに、本縫い用のミシンでも山を作ってカーテンの製品サイズにすることは出来ますが、こちらのミシンを使うと簡単にカーテンの山を縫い製品サイズにする事ができます。

生地の巾・仕上がり巾・カーテンひだの種類・山の数・芯地巾などを入力をすると仕上がり巾になるように機械がセットされるので、生地を置いて一つ一つ山を縫っていきます。生地を手で張ってもっていなければならないので全て全自動というわけではありませんですが、格段に早く作れます。こんな変わったミシンですが、それでもミシンの下糸は本縫いミシンと変わらずボビンで糸を巻いて縫いますので、糸切れには注意しながら縫っていきます。

このミシンでの縫いが終わったらメジャーで製品巾に仕上がっているかどうか計ります。きちんとサイズ通りに仕上がっていたら、この機械での作業は終わります。オーダーカーテンの山の出来ばいは仕上がりに非常に影響します、山の形が悪かったりすると見た目に悪いので、やはり専門の機械で縫製すると綺麗ですね。