縫製後

こんにちわ、縫製所の遠藤です。

長野県の茅野市では、昨日や今日など晴天ながらも風が吹き比較的すごしやすいようきでした。避暑地って感じですね。

この前に山つまみ機の説明までしまたが、カーテンとしてはこれで出来上がりとなります。

縫製の手順を再度書きますと、

裁断(裁断機)→巾継ぎ(巾継ぎ機)→芯付け巾継ぎ機)→アイロン→丈決め(裁断機)→裾縫い(本縫ミシン)→耳縫い(本縫ミシン)→アイロン→山つまみ(山つまみ機)

の流れで作業をしています。山つまみ機でヒダを作り終わるとカーテンになります。今日はその後の処理を書かせてもらいます。

 

 

山つまみが終わった後はよく見えづらいかもしれませんがこの写真のように糸が出たままとなっています。

山つまみが終わったカーテンは(ゆうあい縫製所)一旦ラックにまとめて掛けておきます。上記に書いたように山つまみ(ヒダ)縫い終わりの糸が残っているので糸きりハサミでひとつひとつ切っていきます。糸を切り終わったらアジャスターフックをカーテン製作指示書を見てAフック又はBフックを入れていきます。

アジャスターフックはフックの位地がカチカチと動かせるフックです。芯地に合わせて90mmAフック・Bフック75mmAフック・Bフックがあります。AフックBフックとは

Aフック→天付用カーテン上部から1cm下にフックあり、カーテンを引っかけるとレールが見えます。

Bフック→正面付用カーテン上部から4cm下にフックあり、カーテンを引っかけるとレールが隠れます。

 

アジャスターフックを入れ終わったら、検品し畳んでいきます。

最後の段階でも傷・汚れ・糸ほつれ等を目視しながら2人で頭と裾を持ちプリーツたたみでたたんでいきます。

たたみ終わったら袋・箱に詰めて完成となります。注文によってはソフトプリーツ加工(形状安定)をするものがあるので、アジャスターフックを入れた後そちらの作業し終わってからたたみ作業をします。ソフトプリーツをする機械もまた紹介させて頂きます。