難燃カーテンのサンプル展示しました!

2019年も残り1カ月を切りました。月日が経つのは早いものですね。まわりの友人たちは今年結婚したとか、子供生まれたとか、子供受験とか、親の介護とか、もう鋼の錬金術師並みに次から次へと人生イベントが湧いてきて休職やら退職やらめまぐるしい中で、わたしの無課金ユーザー並みのなにもなさ。せめて温泉旅行でもしようかと出かけて、まだ温泉すら入ってないのに謎の胃痛に襲われて岐阜の総合病院で人生初の胃カメラ体験したのがわたしの2019年のダイジェストです。それがものすごい激痛で、もうまな板の上の鯉が二足歩行したらこんな感じかなっていうままならない動作で診察台みたいなところに横たわったんですが、胃カメラに関してはそんなに心配していなかったんです。うちのおばあちゃんもサクッとやってたし、って。結局、あの時なんで酸いも甘いも嚙み分けたばあちゃんを下に見たのかと悔やむくらい大変だったんですけど。そんなこんなで3日間苦しんで、人並みの二足歩行もできるようになって、あれから数カ月経った今日ゆうあい諏訪店にすごい機能を持ったカーテンのサンプルが展示されました。

 

一見なんの変哲もないカーテンですが、実は帝人のアラミド繊維の優れた耐熱性・難燃性と、カネカのアクリル系合成繊維が持つ火災の延焼を防ぐ消化性とを組み合わせた、新しい防炎カーテン素材「プルシェルター」で作られたカーテンなのです!

従来の防炎素材とは違う、一歩進んだ防災カーテン。従来の防炎カーテンは、燃え広がりは防げますがまったく燃えないわけではありません。溶けた生地は高温になり、火傷を負う恐れもあります。一方プルシェルターは炎に接すると生地が炭化するため、初期段階で消火することができ、溶けて体に張りつくこともないため、緊急避難時には防災ずきんやマントのように頭からかぶって使用することもできます。有毒ガスの発生による中毒の心配もない安全素材で、お洗濯を繰り返しても機能は低下しません。

とはいえ、おいおい、緊急時に悠長にカーテンをはずしている時間なんてないだろうとおっしゃる方、安心してください。プルシェルターのカーテンフックは特殊で、カーテンを下からやさしく引っ張ると板バネの効果でフックが開き、カーテンが簡単に外せるようになっているのです!そして外れたあとは何事もなかったかのように元に戻ります。実際緊急時ですから何事もないはずはないですけど、フックだけは静かにスッと戻ります。わたしもおそるおそるサンプルで試してみましたが、本当に引っ張るだけでフックが外れましたよ。

プルシェルターは内閣府の防災担当さんと一般社団法人 防災安全協会が推奨する「防災製品等推奨商品」に認定されております。「防災製品推奨商品」とは、災害時に有効活用でき、安全であることが認められる防災用品を推奨する制度です。緊急時に防災ずきんとして使用できるカーテン素材プルシェルターは、素材の安全性に加え、高齢者など災害弱者の防災・減災の一助となることが高く評価され、認定に至ったそうです。カーテン素材が「防災製品等推奨品」として認定されるのは初めてのことです。

そんなスペシャルなカーテンなので金額もちょっとお高いのですが、いざというときに防災ずきんとして使うとなるとご家族の人数分プルシェルターがあったほうがよさそうですよね。緊急時にだれが使うか家族会議をしている時間はありません。(譲り合いすぎても手間取る)私みたいに急な胃痛で鯉の二足歩行しかできない時にもし火事が起きたら・・(緊急時に緊急事態が重なるパターン)想像するとぞっとしますよね。防災ずきんを普段ファッションとして取り入れるのはけっこうハードル高いですけど、普段はカーテンとして使えるとなると、もし一生火事を経験せずに済んだとしても無駄にはなりません。無地のベーシックな4色なので、お部屋にも合わせやすいと思いますよ。暖炉の近くで使うカーテンをお探しの際にもおすすめです!おうちの防災用品の見直しの時に、新しい防災の形「難燃カーテン」も是非ご検討ください。