12月となりました。
季節通り、寒さも本格化して参りました。
長野県にあるゆうあいでは、寒さの対策も出来るカーテン/カーペットを販売しています。
が、今回は防災です。(カーテン)
TEIJINの「プルシェルター」
帝人の熱に強く、溶けない生地「アラミド繊維」とカネカの「モダクリル繊維」を使用した生地で作ったカーテンです。
以前にも、ガラス繊維などを使用した燃えない生地はありました。
カーテンが燃えないことによる、延焼の抑制/火元に被せての消火/被って避難時に使用出来るなどの高性能なものでした。(こちらは、現在ゆうあいでは販売していません)
今回販売の「プルシェルター」は、さらに進化していました。
消火の部分が、一歩進んでいます。
以前販売していたものの消火作用は、例えば、発火してしまったてんぷら鍋などの火元に被せると、酸素の供給を阻害して鎮火に向かわせるものでした。
今回の「プルシェルター」は、繊維に接する熱が250℃付近に達すると消化作用のある不燃性ガスを放出します。
万一の時の初期消火が積極的に出来るのです。
火災発生時、カーテンに延焼することによる被害の拡大を防げるだけではなく、初期消火もしようとする繊維。
寒さの厳しい長野県では、薪ストーブなど木材などを直接燃やして暖をとる暖房方法を使用している方も多くあります。
そんな所の万が一の備えにもなるカーテン。
是非。
我々の業界でも科学(今回は化学?)の進展を感じられるのだなあと・・・