シェード作成②

近頃は大分涼しくなり、秋らしくなりましたね。きのこが今年はよく採れると新聞以前読みましたが、自分では採りに行かないので食べたいとなると購入するしかないのですが、きのこって意外に金額高いですよね。

長野のゆうあい縫製所遠藤です。今日はシェード作成の続きを書きます。

前回の続きになりますが、柄をきめたら生地の片側からチャコペンで線を引きぬいしろ分の線も引いてハサミで切ってからアイロンでチャコの線に沿ってアイロンをかけて線を付けます。その後、シェードの巾にもう片方にチャコペンで線をつけて、ぬいしろ分も線を引きハサミで切り同じくアイロンで線をつけます。

両耳を本縫いミシンで縫っていきます。(アイロンで折ってあるのでそのまま縫えます。)両耳を縫った後にきちんと生地が垂直に降りるように頭の部分を切り、縫い代分をアイロンを線をつけます。

まっすぐに線を引き、そのラインにリングテープを縫い付けていきます。

リングテープとはシェードの上げ下げをするための紐を通す等間隔にプラスチックの輪がついているテープです。この輪で生地が等間隔に降り畳まれていきます。通常は15cm間隔ですが、シェードの丈が長い場合は20cm間隔のリングテープを使用することがあります。リングテープを縫う本数はシェードの巾によって変わっていきます。

リングテープを全て縫いつけ終わったら、上部にマジックテープ(メス)を縫い付けます。上部を縫った後、裁断機にセットして丈+縫い代分で生地を切ります。裁断機に吊るすことで生地がきちんと垂直に降りているかも確認します。

シェードの裾はウエイトバーという重りのある棒を入れる袋状に縫います。この時、シェードの操作方向(シェードを上下させる紐がついている方向)によってウェイトバーを出し入れする入り口を開けておきます。

飛び出ている糸の始末をし、リングテープにリングカン(プラスチックの輪)を付け、チャコペンの線を消したらシェードの幕体製作としては出来上がりです。

シェードは持ち込みの生地でも製作が可能です。長野県内は本より、県外の方もシェードに興味があれば持ち込んで(宅急便で送るもOK)シェードを製作してみませんか??

もちろんシェードなの修理も可能です。ゆうあいでは直営縫製工場がありますので、色々な事ができます。