シェード制作③

こんにちわ、縫製所の遠藤です。

今回の台風が日本から逸れていき長野県の諏訪地方は昨日の午後から今日の朝にかけての雨ぐらいですんで良かったです。でも今朝からの気温は下がって寒かったですね。

ところで、本日26日から11月4日まで、長野県インテリアショップゆうあいはセールが始まっています。カーテン・ジュータンなどお買い得になっていますので、ぜひご来店して下さい。さて、シェード制作③と続けていますが、前回で紹介させて頂いたシェードはプレーンシェードのシングルとなっています。今回はダブルシェード制作工程を介させて頂きます。

 

 

ダブルシェードは言葉の通りのでシェードの生地が厚地とレースの2枚になっています。作りとしては通常指定が無ければレースは厚地生地のシェードよりも巾2cm狭く丈を1cm短く作ります。(ゆうあいオリジナルシェードの場合)

ダブルシェードの制作工程といっても厚地とレースの作りは多少、リングテープの縫い付け位地やウエイトバーを入れる入り口は厚地を左右逆に開けて縫うなと若干の違いがありますが、シングルシェードを作る工程と変わりありません。

ダブルを作る過程で気をつけていることは、シングルシェードの時もシェード幕体は垂直さを気にしながら作っていましたが、ダブルシェードは2枚を重ねたときに後ろのレース生地が前の厚地からはみ出てしまってはいけないので、ダブルの時はもっと垂直さを注意しながら作っています。

 

 

 

ゆうあいオリジナルシェードのダブルですとレール前面に厚地とレースを重ねてつけるのでレースのシェードの方にマジックテープのオスとメス両方を重ね縫い上部にハトメをつけます。こちらのシェードのタイプは厚地とレースとの操作方向は必ず左右逆になります。

と、ここまでのシェードの製作工程ですが、ゆうあいオリジナルシェードでの紹介となっています。ゆうあいではこの他に立川や東リなどのメーカーのシェードも取り扱っています。シェード幕体としてはメーカーによって縫い代の巾やマジックテープの縫い付け位置・ハトメを必要としないものなと多少の作り方が変わっていきます。もし、シェードの生地だけを新しく作り変えるのであればレールによって縫い方が変わるので、古いシェード生地も持って頂く方が良いかとおもいます。