長野県諏訪郡原村 K様邸施工例
~カバートップ付きレールとリターン付遮光ドレープで、光漏れを抑えた寝室~
原村に別荘をご新築されたK様。
カーテンやブラインドなどの工事をさせていただきました。
自然豊かな景色を楽しめるよう、ブラインドなど窓周りのインテリアは必要最低限に。
でも寝室はカーテンでなるべく遮光されたいとの事でした。
映画館の暗さ、とまではいきませんが、通常より光漏れを抑えることのできる
カーテンレールや生地選び・縫製をご紹介致します。
カーテンやブラインドなどの工事をさせていただきました。
自然豊かな景色を楽しめるよう、ブラインドなど窓周りのインテリアは必要最低限に。
でも寝室はカーテンでなるべく遮光されたいとの事でした。
映画館の暗さ、とまではいきませんが、通常より光漏れを抑えることのできる
カーテンレールや生地選び・縫製をご紹介致します。
トップカバー付きカーテンレールの取付
通常の機能性カーテンレールを正面付けした場合、
レールの上部分と ↓
横部分に ↓
隙間ができ、いくら遮光のカーテン生地を使用しても、ここから光が漏れてしまいます。
「トップカバー付きカーテンレール」(トップカバー先付けタイプ)を使用することにより、まず上からの光漏れを防ぎます。
最初に、レールをつけるためのブラケット(金具)を壁に取り付けます。
K様邸の窓に付けるレールの横幅ですと、ブラケットは3個必要です。
レールの下から生地が始まる「Aフック」でカーテンをつくるので、レールを窓枠より少し上にあげて取り付けます。
K様邸の窓の下地は、左右には縦方向に下地がありますが、“マグサ” という横方向の下地(オレンジ色の点線)の巾が30ミリしかありませんでした。
イメージ図↓
通常のブラケットを使用した場合、左右のブラケットのビスは少し上にあげて取り付けしても縦下地にききますが、中央のブラケットだけは下地からはずれてしまいます。
そこで、中央は「L型ブラケット」を使用しました。
通常ブラケットとL型ブラケットは同じレールがハマる構造にはなっていますが、壁面にあたる部分の形状が異なるため、ビスの位置が変わります。
左が通常ブラケット・右がL型ブラケット ↓ グリーンの矢印がビス位置
L型ブラケットのビス穴は低い位置にあるので、30ミリ幅の横方向の下地にきかせられます。
では全部L型で付ければよいのでは・・と思われるかもしれません。が、
カーテンを吊るして下方向に負荷がかかった時、L型ブラケットより通常ブラケットの方が強度がつよいのです。
今回お選び頂いたラミネート加工付の生地(通常の遮光生地より遮光力が高い生地)は重量がありますので、レールの強度も大切です。
また、今回のレールはトップカバー付き。トップカバーが付くとブラケットは見えなくなりますので、意匠性も損ないません。
さて次に、ブラケットにレールをセットします。レールの手前側の溝をひっかけて、2回カチカチっとハマればOKです。
次に、トップカバーをとめるためのブラケットを、レールのブラケットのとなりにはめていきます。
そして、トップカバーをかぶせて、トップカバー用のブラケットに固定します。
レールの上部分の隙間が、トップカバーによって埋まりました。
最後にサイドキャップをはめれば、レールの取り付けは完了です。
下からのぞきこんだ状態 ↓ ↓
壁の木の色にもぴったりマッチしていますね。
とりあえずレースだけかけるとこんな感じ。
この窓の場合、レールを正面付にしてもレースはせり出した窓枠の内側におりてくるので、裾をすらない長さに設定しました。
レールの上部分と ↓
横部分に ↓
隙間ができ、いくら遮光のカーテン生地を使用しても、ここから光が漏れてしまいます。
「トップカバー付きカーテンレール」(トップカバー先付けタイプ)を使用することにより、まず上からの光漏れを防ぎます。
最初に、レールをつけるためのブラケット(金具)を壁に取り付けます。
K様邸の窓に付けるレールの横幅ですと、ブラケットは3個必要です。
レールの下から生地が始まる「Aフック」でカーテンをつくるので、レールを窓枠より少し上にあげて取り付けます。
K様邸の窓の下地は、左右には縦方向に下地がありますが、“マグサ” という横方向の下地(オレンジ色の点線)の巾が30ミリしかありませんでした。
イメージ図↓
通常のブラケットを使用した場合、左右のブラケットのビスは少し上にあげて取り付けしても縦下地にききますが、中央のブラケットだけは下地からはずれてしまいます。
そこで、中央は「L型ブラケット」を使用しました。
通常ブラケットとL型ブラケットは同じレールがハマる構造にはなっていますが、壁面にあたる部分の形状が異なるため、ビスの位置が変わります。
左が通常ブラケット・右がL型ブラケット ↓ グリーンの矢印がビス位置
L型ブラケットのビス穴は低い位置にあるので、30ミリ幅の横方向の下地にきかせられます。
では全部L型で付ければよいのでは・・と思われるかもしれません。が、
カーテンを吊るして下方向に負荷がかかった時、L型ブラケットより通常ブラケットの方が強度がつよいのです。
今回お選び頂いたラミネート加工付の生地(通常の遮光生地より遮光力が高い生地)は重量がありますので、レールの強度も大切です。
また、今回のレールはトップカバー付き。トップカバーが付くとブラケットは見えなくなりますので、意匠性も損ないません。
さて次に、ブラケットにレールをセットします。レールの手前側の溝をひっかけて、2回カチカチっとハマればOKです。
次に、トップカバーをとめるためのブラケットを、レールのブラケットのとなりにはめていきます。
そして、トップカバーをかぶせて、トップカバー用のブラケットに固定します。
レールの上部分の隙間が、トップカバーによって埋まりました。
最後にサイドキャップをはめれば、レールの取り付けは完了です。
下からのぞきこんだ状態 ↓ ↓
壁の木の色にもぴったりマッチしていますね。
とりあえずレースだけかけるとこんな感じ。
この窓の場合、レールを正面付にしてもレースはせり出した窓枠の内側におりてくるので、裾をすらない長さに設定しました。
リターン付ドレープ
取り付けしたトップカバー付きレールに、遮光ドレープをかけます。
このレールには、「リターン金具」がついています。
ドレープカーテンを、「リターン縫製」にすることにとって、今度はサイドからの光漏れを解消します。
(若干の隙間はできますが)通常のカーテンレールに比べたらかなり光漏れを軽減できます。
このレールには、「リターン金具」がついています。
ドレープカーテンを、「リターン縫製」にすることにとって、今度はサイドからの光漏れを解消します。
(若干の隙間はできますが)通常のカーテンレールに比べたらかなり光漏れを軽減できます。
巾継部分をかぶせ縫いに
縦使いの生地でカーテンを作る際、ほとんどの場合に「巾継」が入ります。(カーテンのサイズと生地巾の関係で入らないこともありますが)
カーテン生地は原反という巻き物になっています。原反の横の長さは限りがあり、生地ごとにそれぞれサイズが決まっている為、生地をつなぎ合わせて大きいサイズに対応する必要があります。このつなぎ合わせた部分のことを「巾継」といいます。
巾継部分は通常、合わせ縫いでジョイントされますが、縫い目からの光漏れも防ぎたい場合、巾継部分を「かぶせ縫い」にします。
表/裏
通常の巾継と同じように合わせ縫いをした後、片方の縫い代をカット→カットした縫い代を、巾の広い方(カットしていない方)の縫い代で包むようにしてもう一度縫います。
カーテン生地は原反という巻き物になっています。原反の横の長さは限りがあり、生地ごとにそれぞれサイズが決まっている為、生地をつなぎ合わせて大きいサイズに対応する必要があります。このつなぎ合わせた部分のことを「巾継」といいます。
巾継部分は通常、合わせ縫いでジョイントされますが、縫い目からの光漏れも防ぎたい場合、巾継部分を「かぶせ縫い」にします。
表/裏
通常の巾継と同じように合わせ縫いをした後、片方の縫い代をカット→カットした縫い代を、巾の広い方(カットしていない方)の縫い代で包むようにしてもう一度縫います。
使用生地/ドレープ
東リ TKF20633
ナチュラルな風合いの、遮光生地です。
生地の裏を樹脂コーティングしてあり、通常の遮光生地よりも、さらに優れた遮光効果を発揮します。
寒さ対策にも効果的。
また、遮音機能もあります。詳細はこちら ↓
このシリーズのほかのカラーバリエーションはこちら ↓
ナチュラルな風合いの、遮光生地です。
生地の裏を樹脂コーティングしてあり、通常の遮光生地よりも、さらに優れた遮光効果を発揮します。
寒さ対策にも効果的。
また、遮音機能もあります。詳細はこちら ↓
このシリーズのほかのカラーバリエーションはこちら ↓
使用生地/レース
使用カーテンレール
立川ブラインド ファンティア トップカバーダブル正面付セット
先付タイプ/ナチュラルブラウン
トップカバー仕様には、「先付けタイプ」と「後付けタイプ」があります。
後付けタイプは少し隙間があくので、先付けタイプがおすすめです。
カラーバリエーションも豊富なので、壁や窓枠の色などに合わせてお選びいただけます。
トップカバーシリーズ以外のラインナップ ↓
先付タイプ/ナチュラルブラウン
トップカバー仕様には、「先付けタイプ」と「後付けタイプ」があります。
後付けタイプは少し隙間があくので、先付けタイプがおすすめです。
カラーバリエーションも豊富なので、壁や窓枠の色などに合わせてお選びいただけます。
トップカバーシリーズ以外のラインナップ ↓