お部屋コーディネート施工例#684

長野県 塩尻市 G様邸 新築カーテン工事

~ストレスフリーなカーテンコーディネート~

塩尻にご新築されたG様。窓周りはストレスなく使い勝手の良いものがメインで、小窓はおしゃれなものを付けてみたいとご要望をいただきました。

カーテンをはじめ、ブラインドやロールスクリーンには使い勝手も含めメリット・デメリットがございます。 G様とはしっかり良い面と悪い面をお話しして、今回のコーディネートのお手伝いをさせていただきました。

1F LDK

南面に配置された二つの掃き出し窓からは明るく暖かい日差しが差し込み、G様邸のリビングを明るく照らします。

室内の壁や床も白を基調としていて、より明るさと広がりある空間になる配色となっています。



掃き出し窓の外はウッドデッキになっており、外への出入りの利便性を重視してここはカーテンスタイルにてコーディネート致しました。

ドレープ生地は当店オリジナル生地より「コモNV」

リネンやコットンを思わせるようなサラッとした手触りが人気の無地カーテンです。

白基調のお部屋にネイビーカラーのカーテンはとても相性が良く、クリーンな印象になりますね。

レースカーテンも当店オリジナル生地の「TD9015IV]をチョイス。

ツヤを抑えたマットな質感と、適度なザラ感のある生地なのでナチュラルテイストがお好きな方にはとてもお勧めの生地です。

裏面のみ反射性の高い「ミラー糸」が織り込まれているため、日中は外からの視線を防ぎプライバシー効果を高めることができます。



カーテンレールはTOSOの装飾レール「レガート」より、当店で特に人気の”Eキャップ”仕様をお選びいただきました。

装飾レールといえば木製・金属製のポールにリングランナーを通すものがポピュラーですが、このレガートは機能性レールのエリートをベースに、装飾性のあるキャップやカバーを付けて装飾レール風に見えるようにした商品になります。

ベースになるレールが機能性レールなので、ランナーの滑りはピカイチ!

ウッドデッキへ出入りする際、カーテンの開閉が滑らかなのでとてもストレスフリーかつ見た目もおしゃれにコーディネートできました。



東面には腰高窓があり、お隣の住宅との距離感が近いため型ガラスとなっていました。

G様と相談してこの窓にレースは必要ないという結論になったため、こちらはカーテンよりスッキリしたローマンシェード・シングルスタイルにてコーディネート致しました。



カーテンと違って畳んだ際の”たまり”が上部に納まり、かつ降ろしている時もフラットな仕上がりになるため、G様邸のようにカウンターテーブルなどが近くにある窓の場合、こちらの方が邪魔にならずに済みますね。

さらにローマンシェードはカーテン生地で仕立てているので、掃き出し窓のカーテンとのお揃いコーディネートも可能です!

同じ空間に異なる製品があっても、生地が一緒ならばゴチャつく印象は感じず、統一感あるコーディネートにすることができました。



ちなみにキッチンには縦長の小窓があり、こちらはTOSOのロールスクリーンを取付しています。

コンロの近くということもあり、安全性と調理をされる方の邪魔にならない点を考慮して、ミニマムなロールスクリーンが最適と思いコーディネートしました。



生地は「ルノファブ」シリーズからTR-4039(ダークグレー)をチョイス。

カーテン・シェードで選ばれたコモNVに雰囲気が近く、水洗い可能な「ウォッシャブル機能」付きなので、毎日の調理で生地が汚れてきてもお洗濯ができるように配慮致しました。

1F 玄関

玄関には腰高窓があり、開口が広く取ってあるので暗くなりがちな玄関がとても明るく感じられます。

こちらは透明窓で、窓の外やや離れた位置に住宅があるため、ドレープ・レースの組み合わせが必要になりました。

リビング腰高窓に付けたローマンシェードのダブルタイプという選択肢もございましたが、G様の使い勝手の意向でこちらはカーテンになりました。

シェードをはじめとする「メカ物」と呼ばれる製品はその大部分がチェーンやコードで開閉を操作します。

カーテンは直接生地を引いて開閉するので、悩まず直感的に開け閉めしたい方・そういった環境ではカーテンの方が適していますね。

生地はドレープ・レース共にLDKと統一されており、白基調の玄関にもよくマッチします。

1F ランドリー

ランドリースペースの小窓にはロールスクリーンを取付しました。

G様邸のランドリーは西日が強く射す配置になり、夕方以降熱が籠ったり日差しが気にならないようにロールスクリーンを取付しています。



日差しが気にならない間はコンパクトに巻き上げておくことができるので、すっきりとした印象を持ちつつ日差しをカットできます。

2F 主寝室

寝室の窓はシェードスタイルにてコーディネートしました。

ベッドや家具を置くため、限られた空間の中で想像以上に圧迫感が出てしまいがちな寝室も、フラットな表情のシェードならスッキリコーディネートが可能です!



ドレープ生地は当店オリジナルの「NK-479BL」をお選びいただきました。

爽快感あるサックスブルーでいながら遊び心のある幾何学模様が特徴的なドレープ生地です。

レース生地は1階と同じミラーレースを組み合わせています。

ミラーレースの良いところは、日中外からの視線を遮る点とUVカット率が比較的高い点です。

UVカット率が高いと床やドレープ生地の日焼け防止につながり、傷みを遅らせることができます。

お客様のご意向や環境に合わせてレースカーテンを付けない例もありますが、特に南・西向きの大きな窓は日差しも強くなるため、基本的にはドレープ・レースの組み合わせを推奨いたします。

2F 子供部屋

子供室も寝室と同じシェードスタイルで、同じ柄で異なる色をお選びいただきました。

こちらのお部屋は淡いベージュを基調とした配色で、優しい色味と個性的な柄がうまくマッチします。

窓も縦スリットの2連なので、寝室の大きな窓に比べてより遊び心があり、子供部屋らしさも演出できていると思います。



畳み上げた際もカーテンに比べてスッキリしますね。

細かな点ですが、一つの部屋の中で同じ柄のシェードを設置する際は、柄の起点を揃えて統一感を出すように配慮しています。

言われなければ気づかれないことも多いようですが、こういった細かなこだわりを持つことで、インテリアのレベルを人知れずグッと底上げさせております。

ゆうあいスタッフからのコメント



G様、施工例にご協力いただきありがとうございました。

「カーテンやシェードはお部屋を彩るインテリアであり、毎日の開け閉めが苦にならないツールにしたい」

とても印象に残る言葉でした。

何度もお店まで足をお運びいただき、実物サンプルに触れてイメージを掴んでいただけたかと思います。

私のご提案が、G様のご新居での生活をスムーズにする一助になれていたのであれば幸いです。

施工日は非常に寒く、暖かいお茶をいただくなど御心配りいただき誠にありがとうございました。