お部屋コーディネート施工例#145

長野県下諏訪町 K様邸 施工例

~裾柄レースのシェードをおしゃれにみせる~

玄関ホール

玄関に入ってすぐに、窓が2つ並んでいます。


透明ガラスの為、昼間と夜間の両方の目隠しをしつつ、玄関の窓を飾りたい。


そこで、K様が希望されましたのが『ダブルシェード』です。



ダブルシェードは、お好みのドレープ生地と、レース生地を組み合わせて作ることが可能です。


今回お選びいただきましたレース生地は、裾に刺繍が施されているレースカーテンです。


今回、裾柄を生かして、裾のデザインを楽しみたいと、K様。


このため、通常とは、異なる裾の仕様になりました。


通常裾の部分は袋縫いになっていて、そこにウエイトバー(重り)が入る様になっています。


←裾の袋縫いの中のバー(通常この仕様になっています)


今回の裾は裾柄を、カットせず、そのまま残して、裾柄より少し上の部分に


ウエイトバーを入れるための袋縫いの加工をしました。



上までたくし上げても、裾柄が見えるように、あえて手前の生地よりも見えるように加工しました。


仕様生地: 前幕 CH14-05  後幕 4095-11


階段途中


階段途中には、絵を飾る感覚で、ダブルシェードを選ばれました。



前幕を降ろしても、レースだけの状態でも、どちらでも楽しめるように


それぞれに合う、柄を選ばれました。


この生地は、特に遮光性があるわけでは無いのですが、昼間に生地を降ろしても


十分、外からの目隠しも出来ます。(生地の色合いによっても透過性は、変わります。)


レースは、ウエーブロンの生地を使用。


ウエーブロンは、四つ山扁平断面を持つポリエステル原糸のことです。


四つ山の断面形状が、透過光を、乱反射させ、屈折回数を増やす為


外・中から見たものが、ぼやけて見える様になります。


プライバシーが気になる窓には、おすすめしますが、室内から外の風景を楽しみたい場合には


ウエーブロンは一般的なレースカーテンと比べて、室内からも見えにくくなるため


あまりおすすめ出来ません。この場合は、実物を見て、比べていただいた方が良いと思います。


仕様生地: 前幕 ベネットD/BR  後幕/リリーシルエットIV(ウエーブロン)


ゆうあいスタッフからのコメント

諏訪インター店 篠平


お好みのカーテン生地を使って製作出来る『シェード』が大変人気を集めています。


今回の様に、裾柄の刺繍があっても、シェードは製作可能です。


しかしながら、生地によっては、シェードに向き・不向きもございますので


一度、スタッフまでご相談いただければと思います。