お部屋コーディネート施工例#646

長野県松本市 K様邸施工例

~お揃い生地のメカ物で魅せる、ナチュラルモダンなLDK~

松本市にご新築されたK様。

流行のグレイッシュカラーを基調としたLDKを、モダンな雰囲気にするためカーテン以外のアイテムでコーディネート致しました。

1F LDK

K様邸のフローリングや梁は流行のグレイッシュ(灰色がかった)ブラウンの木目で、開放感のあるLDKには1間の掃き出し窓が2か所。

掃き出し窓にはハウスメーカーの展示場でK様が興味を持たれた、TOSO製のバーチカルブラインド・デュアルを正面付けいたしました。



バーチカルブラインドは「ルーバー」と呼ばれる短冊状の生地を回転させて調光をします。

開閉はカーテン同様「片開き・両開き」をしますが、ヒダを取ってボリューム感を出すカーテンと異なり、フラットな生地になるためモダン・スタイリッシュな印象になりますね。



操作方法は「バトン式」をチョイス、製品端のバトンを使ってルーバーの回転・開閉ができます。

1間程度の開口で、外への出入りが多い(洗濯干しやウッドデッキへの出入りなど)掃き出し窓は、バトン式で直感的に操作して出入りする方がスムーズでオススメです。



さらに今回はバトンを両側に装備するオプション「バトン追加」にしてありますので、左右どちらからでも開閉ができて、よりフレキシブルになっております。



↑ループコード式(参考画像)

ちなみに、開口が1間半以上の大きな窓の場合は、ループを操作して開閉を行う「ループコード式」の方がオススメです。

(バトン式だと開閉する分だけ歩く手間がかかるためです)

生地はトーソーのお値打ち生地「コルト」よりアッシュグレーをチョイス。



フラットな手触りと色彩豊かなカラーバリエーション、そしてご新築の方にもお選びいただきやすいローコスト設定と三拍子揃うのがトーソーのコルトの魅力です。

1F 畳コーナー

LDKの奥は畳コーナーになっていて、約70cm角の小窓が1か所ございます。

「洋室・和室」を分ける従来の日本家屋と異なり、最近はこのように「畳コーナー」としてLDKと同じ空間にする設計が増えています。

間取りが広くなって開放感があり、畳コーナーは寝そべったりお子様が遊ぶ空間としても使えるので、とても理にかなった設計ですね。

こちらの小窓はロールスクリーンを正面付け、生地はバーチカルブラインドと同じTOSOの「コルト」のブラウンに統一致しました。



「コルト」はトーソーの各メカ物のラインナップ中でも低価格帯のラインで、ご新築・お買い替えの方問わず様々な場面に合わせやすいシリーズです。

特にロールスクリーン・バーチカルブラインド・プリーツスクリーンに関しては※全40色共通の生地を使っているため、同じ空間で異なるメカ物を組み合わせても統一感が出せるようになっております。

※プリーツスクリーンのみ8色展開となります。



ちなみに、当初はLDKの掃き出し窓も含めプリーツスクリーンでのコーディネートをご提案していました。

障子の代用として開発されたプリーツスクリーンの方が、和室や畳コーナーとの相性が良く、LDKにも合わせやすいためです。

ですがK様は「和の要素は畳だけに抑えて、モダンな印象を強くした空間にしたい」と希望されたため、モダンでスタイリッシュなバーチカルブラインドとロールスクリーンのコーディネートに転向いたしました。

バーチカルブラインド同様フラットな表情になるため、すっきりモダンな印象にするにはやはりロールスクリーンの方が似合いますね。

1F 寝室

主寝室は腰高窓と光取り用の高窓の計2か所。

どちらもニチベイのバンブーブラインドを取付いたしました。



「バンブーブラインド」はその名が示すように、竹製のスラットを持つブラインドです。

ハードウッドなどを材料とするウッドブラインドに比べて竹特有の筋や節が強く表れるので、よりナチュラル志向の方に向いています。

さらに竹は成長速度が速く安定供給が可能なため、ウッドブラインドに比べてやや安価な点もメリットです。



スラットカラーはアーモンド、素上げのナチュラルカラーよりも1トーン濃いめの人気色です。

アクセントクロスのネイビーとも良い相性で、きりっとした東海岸風インテリアに仕上がったかと思います。



バンブーブラインドは全7色展開、スノーホワイトを除いて節・木目を楽しんでいただけるナチュラル仕上げです。

ナチュラル志向のお部屋や東海岸風のアイビーな印象、竹素材を活かした和風・アジアン調など、とても守備範囲の広いオススメのブラインドです。

2F 子供部屋①

お二階の子供部屋は同じ生地の色違いにてコーディネート致しました。



ドレープ生地は当店オリジナルの「ポロNV」をお選びいただきました。

ガシっとした生成りのキャンバス生地にネイビーのストライプが走る、シンプルかつ当店でも人気の生地です。

「子供が小さいうちは体内時計を養うために、無理に遮光をせずこれくらい光を透過させたい」というご意向があったため、遮光生地のように暗くなりにくい非遮光生地を選んでいただきました。



レース生地も当店オリジナルの人気生地「TD9513IV」をお選びいただきました。

ドレープ生地と合わせたストライプ模様で、適度に光沢のあるラメ糸のストライプなので程よいアクセントになります。

裏面にのみミラー糸を織り込んだミラーレースなので、日中は外から覗かれにくく、中からは外の眺望を楽しんでいただけます。

2F 子供部屋②

もう一つの子供部屋はレース生地は一緒、ドレープのみ色違いの「ポロBE」にてコーディネート致しました。



子供部屋①の「ポロNV」と比べて、よりナチュラルで優しい雰囲気になりますね。

イメージとしてはこちらのお色の方が女の子向きでしょうか。



非遮光の生地で日中閉めているとこれくらいの光の透過率となります。

子供部屋に限らず、様々なシチュエーションやお客様のライフスタイルに合わせて遮光の度合いを変えると、よりよいカーテン選びをすることができます。

子供室のカーテンレールはどちらもTOSO製の機能性レール「エリート」にて、お色はシンプルかつ人気の高いプレーンホワイトをお選びいただきました。



高いコストパフォーマンスと高耐久性、全10色のカラーバリエーションと三拍子そろった、トーソーが半世紀以上展開しているロングセラー商品です。

お選びいただいたプレーンホワイトは艶消しの落ち着いたホワイトで、壁紙や窓枠が白系で統一されたお子様のお部屋にマッチしています。

年数の経過に連れて樹脂パーツなどは劣化してくることがございますが、ロングセラー商品のエリートの部品は、メーカー及びゆうあいにてストックしていることがございます。

お家と同じくカーテンレールも長いお付き合いをするので、機能性・メンテナンス性を重視されている方には特にお勧めできるカーテンレールです。

ゆうあいスタッフからのコメント



K様、施工例にご協力いただきありがとうございます。

リビングの打ち合わせで、LDKと畳スペースのどちらにも合う窓装飾とは何なのか、とても悩んだことを施工例を書きながら思い出していました。

悩みながら、K様の好みや意向をお伺いすることで、まとまりあるコーディネートをご一緒に作り上げることができました。

ナチュラルモダンなコーディネートのご新居で、素敵な新生活がスタートされることを心よりお祈り申し上げます。

この度は誠にありがとうございました。